屋台骨
全て
名詞
277 の例文
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これだけの屋台骨を張っていながら、金子がねえとはよくぞ申したなァ。これ、考えてみろよ。
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これらの機関車は運行の屋台骨となり、今でも多くの列車で利用されている。
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これだけの屋台骨をしょっていて、甚兵衛さんの借りがいくらあるんだ。はした銭じゃあねえか。
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夫との生活をかけがえのないものだと思っている。欠けてる部分を猫でおぎない、夫婦の屋台骨が崩れないようにしている。それが海野の解釈だった。
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工場の操業率も五割まで落ち込み、第二次石油ショックに端を発した自動車不況が、ここへきてボディーブローのように利き始めている。こんな状態があと数年続けば、GMといえども屋台骨が揺らいでしまう。トヨタについても同じことがいえた。
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ビートルズ関連は過去、大量に出版されていたが、その著作権原盤管理の移行とともに、ほぼ無くなる。現在は邦楽の楽譜が大量に出版され、出版業務の屋台骨を支えている。前社長・草野昌一は、「漣健児」のペンネームでカバーポップスの訳詞を手掛け、代表作「可愛いベイビー」「ヴァケイション」「すてきなタイミング」「ルイジアナ・ママ」など約400曲の作品を遺した。
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つい二月ほど前のことだ。幕府の屋台骨、武家支配の世の中に罅が入って来た感じは疑い得ない。平四郎がそう思うぐらいだから、二百四十年の間お布令に縛られて来た町人百姓が、そのことを感じ取らないわけはない。
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中庭にむかった八畳の座敷で、先代の主人の好みであろう、床の間や違い棚の造作もなかなか念入りに出来ていた。屋台骨のしっかりしている家らしいと、半七はひそかに思った。やがて女あるじというお勝が出て来て、これも丁寧に挨拶した。
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レコードを何枚も発売するが大成せず、1969年、リッチー・ブラックモアの誘いによりギランと共にディープ・パープルに加入する。黄金期の屋台骨として活躍するも、メンバー間の対立もありグループを脱退。その後、ディープ・パープルが設立したレコード会社「パープル・レコーズ」のスタッフに入り音楽プロデューサーとして活動を始める。
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こんなデツカイ屋台骨をしやがつて金の千両や一万両、無いとは云はさぬぞ。お前の老爺は家令をしやがつて、うまい事して沢山の金を穴倉へ仕舞ひ込んだと云ふ事だ。
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空いた穴は埋めなければならない。雨漏りを放置しておけばそこから屋台骨が腐り始めることにも繋がるんだ。連続する果てにある未来が揺らぐ。
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有難い、ありがたい。あの幸吉がいるあいだ、この筆屋の屋台骨は小ゆるぎもしますまい。ありがたいことだ。
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宇宙船機関士としての長年の経験や知識を活かし、地球で最初の波動エンジンの管理を任され、ヤマト機関長に就任した。ヤマトの心臓部・土台ともいうべき機関室から、その屋台骨を支える。第1作『ヤマト』の序盤では第一艦橋で機関を遠隔操作・監視していたが、徳川を後に反乱を企てる予定の人物と誤解した脚本家が「そういう人物が第一艦橋にいるのは具合が悪い」と判断し、機関室へ下がらせた。
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棟あげの段取りまでにこぎつけたのである。その倉庫の屋台骨はどこからでも見わけられるような気がした。白い木肌がま夏の陽に映えて、河畔のかげろうのなかで激しく光ったりした。
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その核にはビジョナリーに裏付けられた「意志力」がなければなりません。インテルは過去何度か事業の屋台骨を揺るがすような危機を乗り越えてきました。同社のアンディ・グローブはこうした勇気ある意思決定力を示した一人でしょう。
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いくらいそがしいか知らねえが、これだけの屋台骨をはっていやがるんだ。奉公人の二十人や三十人いるだろうに、なにしてやがるんだ。
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実は八〇年代のころは、冷戦が終わってソ連がなくなることなんて、だれも想像してなかったんですよ。いまでこそ国家の屋台骨がガッタガタだったと明らかになってるんですが、当時はそうは思われていなかったんですね。だからソ連がマッハ五で飛べる戦闘機を開発したというフィクションも抵抗なく受け入れられたり、ほぼ完全な無音航行ができる潜水艦を開発したっていう話も普通に信じられたんだろうなー、といまにして思います。
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