居る

全て 動詞
31,099 の用例 (0.02 秒)
  • 外光を厭って黒眼鏡を掛け、眼を伏せて膝の上の手ばかり見つめて居る。 岡本かの子『春』より引用
  • つまり自分と族を異にするものと結婚することが必要とされて居ります。 桑原隲蔵『支那の古代法律』より引用
  • そういうような事を私に近づいて居る人達はよく見て知って居ったです。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • と誰にともなくひとりごとをおつしやつて居られた事もございました。 太宰治『右大臣実朝』より引用
  • 我得意たらんとする人は東京人であったことを忘れて居ったのである。 相馬愛蔵『私の小売商道』より引用
  • しなきてればそんな心配しんぱいはまだ十六のおつぎがするのではない。 長塚節『土』より引用
  • 私は四五年前からある信託会社の地下室の保護金庫を借りて居りました。 大倉燁子『消えた霊媒女』より引用
  • 子規居士がこの家に居ったのはおよそ一ヶ月位のことであったかと思う。 高浜虚子『漱石氏と私』より引用
  • あるいは私とどこかへ一しょに行く事を、望んで居ったかも知れません。 芥川竜之介『二つの手紙』より引用
  • あまりに進み過ぎて居るに非ずやと云へば、然り、わざと進めたるなり。 大町桂月『鹿野山』より引用
  • 岡村は母屋の縁先に手を挙げたり足を動かしたりして運動をやって居る。 伊藤左千夫『浜菊』より引用
  • 此祖母なる人の弟の子なる花郷は、此家の二階に本城を構へて居るのだ。 石川啄木『葬列』より引用
  • しかもです、念のためには夫人はすっかり私に変装して居られるのです。 海野十三『奇賊は支払う』より引用
  • 火星での大きな動物といえば、蛙にちょっと似た動物が居るきりだった。 海野十三『火星探険』より引用
  • だから、口で強そうに言って居れば大丈夫だと考えるように思いました。 勝田龍夫『重臣たちの昭和史 下』より引用
  • 今日の事は危ないと思って心配して居りましたが誠にうまく行きました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • やがてわが居る山の影、夕日に長く川のかなたまで及ぶばかりとなりぬ。 大町桂月『八塩のいでゆ』より引用
  • もし運命が許したら、私は今日こんにちまでもやはり口をつぐんで居りましたろう。 芥川竜之介『二つの手紙』より引用
  • 片時もこの居まわり三町の間にりたくない、生命いのちばかりはお助けじゃ。 泉鏡花『草迷宮』より引用
  • 主人はずっと向うの部屋で日本の新聞へ送る画を描き耽って居りました。 岡本かの子『雪の日』より引用
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