尽す

全て 動詞
746 の用例 (0.01 秒)
  • そんなことをいって、国王がたに尽すことになるとでも思ってるのかね? スタンダール『赤と黒』より引用
  • この点では殆ど先生としては人工を尽したと言つても善いかも知れない。 芥川竜之介『文芸的な、余りに文芸的な』より引用
  • それらの飾りはなかなか立派なもので容易に言葉に尽すことが出来ない。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 煩悩を断尽すると自然と身から火が出て消滅し二度と生じないとされる。
  • 己が意志力と能力のあらん限りを燃焼し尽さんとする凄絶な一匹の鬼に。 松下竜一『砦に拠る』より引用
  • 第一、彼のからだからは発散するものがもう出尽したのではあるまいか。 古川緑波『古川ロッパ昭和日記』より引用
  • その上、僕等はなおできるだけの力を尽してその望みを果させてやろう。 大杉栄『獄中消息』より引用
  • これが検閲官の最も単純な、そして第一に尽すべき義務なのであります。 岸田国士『仏国議会に於ける脚本検閲問題』より引用
  • その当時は最善を尽したのだが今日見ると製作にまだ疎漏なものがある。 高村光太郎『自作肖像漫談』より引用
  • しかしどこまで昇っても昇り尽せはしまいと思われるのがこの空である。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • 蓋し動機は自らを云い現わし尽すことが出来ない性質を有つからである。 戸坂潤『イデオロギーの論理学』より引用
  • 人間の動機は決して理知のよく説明し尽せるような単純なものではない。 モーム/中野好夫訳『月と六ペンス』より引用
  • 彼は母の立場をこう考え尽したあと、父としての自分の立場をも考えた。 夏目漱石『道草』より引用
  • そしてこれからまた、男と女は組み合わせを変え、朝まで遊び尽すのか。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • なぜか、キリストは天父より聞いたすべてのことを与え尽したからである。 新渡戸稲造『イエスキリストの友誼』より引用
  • もっと大きな気持になって、日本全国の為に尽すべき時ではないのか。 南條範夫『山岡鉄舟(三)』より引用
  • ただ叡知とエネルギーのために渾身の努力を尽す覚悟だけしております。 巖谷大四『懐しき文士たち 戦後篇』より引用
  • 耳さえこんなでなかったら地球の半分をとっくの昔歩き尽していたろうに。 ロラン・ロマン『ベートーヴェンの生涯』より引用
  • この簡単なる一言をもってよく吾人ごじんの世に対する関係を尽している。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • しかし、その部屋の壁一面は、びっしりと赤い文字で埋め尽されていた。
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