尚も

全て 副詞
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  • いつまた石になるかもしれない恐怖が、なおも彼の呼吸を早くしていた。 福永武彦『廃市・飛ぶ男』より引用
  • 黒雪姫クロユキヒメはまるでからかうように、尚も心臓のあたりに触れながら続けた。 川原礫『アクセル・ワールド 01 -黒雪姫の帰還-』より引用
  • 尚も心配そうなアスナの言葉に、俺は少し考え、今度も首を横に振った。 九里史生『SAO Web 外伝05 圏内事件』より引用
  • 女はデンの手を振りほどこうとしながら、尚も左右に目を走らせている。 垣根涼介『午前三時のルースター』より引用
  • この一の希望を持って、左門は、尚も刀箱を見据えているのであった。 国枝史郎『血曼陀羅紙帳武士』より引用
  • さすがの私も大分不愉快になつて、尚も凝と海の上を眺めて居りました。 牧野信一『砂浜』より引用
  • 次郎は尚もじっと姫の姿を見詰めたまま、辨の声には耳も貸さなかった。 福永武彦『風のかたみ』より引用
  • 隈本有尚も中島の鼻の先まで来て、ふいと彼を認めてちょっと立停った。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • なおもよく調べると、ゆかの上に人血じんけつこぼれたのを拭いた跡が二三ヶ所ある。 海野十三『恐怖の口笛』より引用
  • 尚も怒りがつのりそうになるのを漢学先生が、抑えるようにしていった。 胡桃沢耕史『女探偵アガサ奔る』より引用
  • 呆然ぼうぜんつぶやいたハルユキに向かって、黒雪姫は尚も硬い表情のままうなずいた。 川原礫『アクセル・ワールド 01 -黒雪姫の帰還-』より引用
  • 尚も空中をいていたウタイの右手が、力尽きたかのようにぱたりと降りた。 川原礫『アクセル・ワールド 08 -運命の連星-』より引用
  • そして彼女だけが尚も眼に涙をいっぱいめて、この人たちをながめていたのだ。 福永武彦『忘却の河』より引用
  • 童はなおも破間に眼を押し当てたまま、見るともなしに中を覗いていた。 福永武彦『夢みる少年の昼と夜』より引用
  • 和人は尚も目を閉じて唸っていたが、やがて諦めたように肩の力を抜いた。 九里史生『SAO Web 0401 第一章~第三章』より引用
  • しかしこの時点で尚も劇場版の制作は行われていなかった。
  • そんな翼の説得にも無視するかの様に輝彦は尚も翼に何かを伝えようとしている。 山田悠介『リアル鬼ごっこ』より引用
  • 側にいた友人が「やめなさいよ」と止めるのを振り切って、尚も続けた。 今野緒雪『マリア様がみてる 24 仮面のアクトレス』より引用
  • 私は尚も、眼をつぶって海峡の向うの町の廃墟の方に神経を集中した。 島尾敏雄『出孤島記』より引用
  • 水量はかなり減ったが、女のすぐうしろは、尚も音を立てて流れる泥流だ。 三浦綾子『泥流地帯』より引用
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