尚さら

全て 副詞
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  • しかもこれが夜のシーンなのでフィルムの悪さが加わり尚さら動きがわからぬ。 筒井康隆『不良少年の映画史 PART1』より引用
  • そして、否応なくそれを聞いてしまった光也は尚さら絶望的であった。 坂口安吾『牛』より引用
  • 本人としては尚さらのこと、その二枚目ぶりを証明して見せなければならない。 筒井康隆『『筒井康隆100円文庫全セット』』より引用
  • 丸ぽちゃで小柄に見えたから尚さらぼくの気に入ったのかもしれない。 筒井康隆『不良少年の映画史 PART1』より引用
  • 彼はどうしても資本家にはなれないといふ性格で、さうかといつて社員には尚さらなれない。 坂口安吾『金銭無情』より引用
  • といって、破れたままのカードをファイルに戻しておくことは尚さら危険だった。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 1) 家族八景』より引用
  • 実業家は以前飲み過きて不能になった経験があるらしく、尚さら気をつけていた。 筒井康隆『(「七瀬」三部作 2) 七瀬ふたたび』より引用
  • 僕は、自分が本当に悪いと思っているとなおさら、おわびの言葉が言えなくなるたちなのだ。 太宰治『雀』より引用
  • その証文で借金のかたとなっている娘自身が行方ゆくえ不明では、尚さら用心するだろう。 今野緒雪『スリピッシュ! 01 ―東方牢城の主―』より引用
  • 昔は子供の母がたいがい一々違っているから、尚さら事はメンドウであったね。 坂口安吾『安吾の新日本地理』より引用
  • 今となっては財布を見つけたろうから、尚さらのことです。 佐藤正彰訳『千一夜物語 09』より引用
  • 「歯ぬけ」は女性であるからして尚さらそんなものは持たない。 筒井康隆『原始人』より引用
  • 先生があんなにして書を読むので、尚さら時間が永くなるのだ。 坪田譲治『新編 坪田譲治童話集』より引用
  • どうも不順な陽気だから、お前さんなんぞは尚さら気をつけなければいけないぞ。 岡本綺堂『青蛙堂鬼談』より引用
  • 要望書は建物の価値を述べ鹿児島市は「史と景の街」を標榜ひようぼうする市なのだからなおさらこの建物が市民に開かれた文化施設として活用されることがふさわしいのではないかと提案していた。 山下洋輔『ドバラダ門』より引用
  • 相手の警察官は苛立っているようで、それが尚さら彼女をうろたえさせているに違いなかった。 筒井康隆『恐怖』より引用
  • 自分たちには結末を知ることができないかもしれないミステリーだから尚さらだろうか、いろいろと思いをめぐらしてしまうものだった。 今野緒雪『マリア様がみてる 28 フレーム オブ マインド』より引用
  • だから遠国へ買われて行くことを好むタクミはいないが、女の身なら尚さらのことであろう。 坂口安吾『夜長姫と耳男』より引用
  • 風貌は花菱アチャコに似ているが、これはむしろ喋りかたがあまりに似ているので尚さらそう思えたのだろう。 筒井康隆『不良少年の映画史 PART2』より引用
  • 立場上、自分は手伝いたくても手伝えない、だから尚さらありがたかった。 今野緒雪『マリア様がみてる 24 仮面のアクトレス』より引用
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尚さら の使われ方