尖る

全て 動詞
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  • ずっと神経をとがらせていた男は、少しのことで気が変わるおそれがある。 新津きよみ『訪問者』より引用
  • 信用問題だから当然だろうが、彼はひどく不満そうに口を尖らせている。 宮部みゆき『名もなき毒』より引用
  • 言われるたびに、ふたりは目ばかりを尖らせるが動きはそれだけだった。 山本一力『あかね空』より引用
  • 「花は一本の枝にしかつかぬ」と深い声を緊張のあまりとがらせて言った。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • そこには角のある鬼や、口の尖っている狐の影は決して見られなかった。 岡本綺堂『岡本綺堂伝奇小説集其ノ三 怪かしの鬼談集』より引用
  • 彼女の手に腕を支えられたまま、腕の内側の皮膚に尖った感触を受けた。 乙一『さみしさの周波数』より引用
  • 総合対策室の捜査員の声が不安に尖っているのがはっきりとわかった。 大山誠一郎『アルファベット・パズラーズ』より引用
  • なぜなら、のちにわかったことだが彼の心尖部に小さな穴があいていた。 リチャード・フッカー『マッシュ 続』より引用
  • 人々の気持が緊張して尖っているのが、その顔付にありあり見えていた。 豊島与志雄『電車停留場』より引用
  • 口をとがらせていたミロクも食事が運ばれてきたらたちまち笑顔になった。 牧野修『だからドロシー帰っておいで』より引用
  • 黒い鳥たちは群をなして、城の尖った塔をかすめるように飛んで行った。 山藍紫姫子『アレキサンドライト』より引用
  • その手提げ籠の中をしばらく探してから、まな美は口を尖らせていった。 西風隆介『神の系譜Ⅰ 竜の封印』より引用
  • 三八式歩兵銃の制式化に伴い、尖頭弾化された三八式実包が採用された。
  • むしろそれはとても小っぽけとさえいえましたし、先は尖っていました。 アポリネール/須賀慣訳『一万一千本の鞭』より引用
  • 首を振りながらそう言うと、アリスは小さな子供のように唇を尖らせた。 九里史生『SAO Web 0405 第七章02~転生Ⅱ』より引用
  • これ以上顔を合わせていても、沙希子の神経は尖るだけに決まっている。 樋口有介『苦い雨』より引用
  • 美図枝は桜んぼのようなつるりとした唇をとがらせていったものだった。 三浦綾子『雨はあした晴れるだろう』より引用
  • だがそのときには、おれは剣の尖先で、望むものを得ることにしている。 R・E・ハワード『大帝王コナン』より引用
  • 赤柳がこちらを見て、口を尖らせたので、山吹は彼のところへ近づいた。 森博嗣『G 03 τになるまで待って』より引用
  • と呟いたハリーも、見えない敵に全身の神経をとがらせている声だった。 福井晴敏『∀ガンダム(下)』より引用
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