少なくも

全て 副詞
652 の用例 (0.02 秒)
  • そして人が死んでも、少なくも見かけの上で、大きさも重量も変わらない。 寺田寅彦『ルクレチウスと科学』より引用
  • それは三つありまして、それより一つも多くもなく、少なくもございません。 佐藤正彰訳『千一夜物語 10』より引用
  • カンナビッヒが少なくも二人の気前のよい生徒をあなたに紹介します。 モーツァルト/服部龍太郎訳『モーツァルトの手紙』より引用
  • 少なくも肖似していると多数の人に思わせるような何物かがあることだけは確かである。 寺田寅彦『量的と質的と統計的と』より引用
  • 少なくも従来詳しく研究された若干の場合から見てそう思われる。 寺田寅彦『宇宙の始まり』より引用
  • 少なくもあの女の懇意な者の屋敷へはいったということはできる。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • 自分が何にしても少なくも大宮だけは理解してくれると思った。 武者小路実篤『友情』より引用
  • それは少なくも今日のいわゆる物理学とは全然別種のものである。 寺田寅彦『相対性原理側面観』より引用
  • これは少なくもある程度までは偶然的人間的な事情に支配されることは疑いないように思われる。 寺田寅彦『物理学圏外の物理的現象』より引用
  • やつらは、少なくも、このおれが裏切り者ではないと納得してくれた。 R・E・ハワード『風雲児コナン』より引用
  • 少なくも東京の街区のあわただしい変化とくらべるとここは昔のままである。 平林初之輔『動物園の一夜』より引用
  • そうすれば少なくも二人だけは嫌疑者の中から除かれることができたはずなのだ。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • ローマに行ったことのない人でも、少なくも銅版画でこの広場を見ているはずだ。 アンデルセン/神西清訳『即興詩人(上)』より引用
  • 少なくも争議開始後二三日は全線いったいに乗客が少ないではないかと思われた。 寺田寅彦『破片』より引用
  • 少なくも自分のために、前とは違った生活環境を作りだすでしょう。 チェーホフ『桜の園・三人姉妹』より引用
  • 少なくも当人がそう信じていることだけはたしかであろうと思われる。 寺田寅彦『柿の種』より引用
  • 少なくもそうはならないという証明も今のところなかなかむつかしいようである。 寺田寅彦『藤の実』より引用
  • しかしそれが少なくも多数の人に普遍なものを含んでいなければ私はやはり安心ができない。 寺田寅彦『笑い』より引用
  • そのような沈黙にしてかつつつしみ深き人は少なくも自分の友人の中にはあることなし。 柳田国男『遠野物語』より引用
  • そう考えると、十年では遠すぎる、少なくもここ五、六年のうちだ。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
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