少なくも私

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  • これらのものは、少なくも私には一つの観念群を形成しうるものである。 寺田寅彦『連句雑俎』より引用
  • 向こうじゃそんなつもりじゃなかったのかもしれないけれど、少なくも私にはそうとれるのです。 平林初之輔『アパートの殺人』より引用
  • 少なくも私は教養においては専門学校を卒業している。 平林初之輔『動物園の一夜』より引用
  • 目的地に一分ないし二分早く到着する事がそれほど重大であるような場合は、少なくも私のようなものにはほとんど皆無であると言ってもいいのである。 寺田寅彦『電車の混雑について』より引用
  • しかし少なくも私の見たところで、こういう関係になっていない実例もまたはなはだ多いのである。 寺田寅彦『連句雑俎』より引用
  • 少なくも私の知っている知識階級の家庭の子供の七十プロセント以上はこれよりもずっと悪いか、あるいは古ぼけた靴をはいているような気がする。 寺田寅彦『鑢屑』より引用
  • 少なくも私はまだ耳にしていない。 柳田国男『年中行事覚書』より引用
  • しかし、私が死んだとしても、少なくも私の知っている事実が、私と共に失われてしまわないように確保しておくことだけはできました。 クリスティ/松本恵子訳『ザ・ビッグ4』より引用
  • あまりはっきりと思い出せないが、少なくも私はあの時そんなにひどく迷惑を感じたような記憶がない。 寺田寅彦『一つの思考実験』より引用
  • 少なくも私はそう信じて居ました。 浜尾四郎『途上の犯人』より引用
  • ことわっておきますが、私が彼女の足に接吻したのはその時きりじゃないので、少なくも私たちにとっては不自然な行為じゃなかったのです。 平林初之輔『アパートの殺人』より引用
  • あなたの息子のテレマコスに手出しをしようなどいう男は、けしてあるはずも生まれるはずもありません、少なくも私が生きて、この地上で眼を見開いているかぎりは。 ホメロス/呉茂一訳『オデュッセイア(下)』より引用
  • そこで今試みに歌仙の一つを取って考えてみると、少なくも私だけの感じでは、形式的にも最初の表六句は一つの楽章を作り、次に裏の十二句が又一つの楽章、次に二の表の十二句が第三楽章、そうして最後の六句が第四の終局楽章を形成していると言ってもたいした無理な比較ではないような気がするのである。 寺田寅彦『連句雑俎』より引用
  • この絵には別にこれと云って手っ取り早く感心しなければならないような、一口ですぐ云ってしまわれるような趣向やタッチが、少なくも私には目に立たない。 寺田寅彦『ある日の経験』より引用
  • しかしこの自身のつまらぬ失敗は他人の参考になるかもしれない、少なくも私のように切符の鋏穴をいじって拡げるような悪い癖のある人には参考になる。 寺田寅彦『雑記(Ⅰ)』より引用