少なくも四

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  • 官兵衛の二本の脚は、少なくも四回か五回それらの敵を蹴とばしていた。 吉川英治『黒田如水』より引用
  • それだのに、医師は確信をもって、少なくも四十八時間前に死んでしまったと証言している。 クリスティ/松本恵子訳『ゴルフ場殺人事件』より引用
  • 村の教会に行くには、歩いて少なくも四十五分はかかるだろうと、彼は前もって私にいい渡した。 カミュ/窪田啓作『異邦人』より引用
  • 医師の証言によって、浮浪人は発見されるよりも、少なくも四十八時間前に、すでに死体となっていたのです。 クリスティ/松本恵子訳『ゴルフ場殺人事件』より引用
  • しかしそれと同時に三十四歳とはどうしても見えない、少なくも四十はだいぶ越しているらしい年配である事を発見して二度吃驚びっくりした。 平林初之輔『誰が何故彼を殺したか』より引用
  • たとえば同じようなスートケースが少なくも四五度現われて、それが皆それぞれ違った役目をつとめると同時にその物を通して過去をフラッシュバックして運命の推移を意識させる。 寺田寅彦『映画雑感(Ⅰ)』より引用
  • たとい健康の人間でも、往復の長い時間をかんがえると、一泊や二泊で引揚げて来ては、わざわざ行った甲斐が無いということにもなるから、少なくも四、五日や一週間は滞在するのが普通であった。 岡本綺堂『綺堂むかし語り』より引用
  • 死体から回収した量から判断して、夫人は少なくも四分の三グレイン程度のストリキニーネを、いや、ことによれば、一グレインか、あるいは、それよりもやや多く、飲んだものに相違ないと述べた。 クリスティ/能島武文訳『スタイルズ荘の怪事件』より引用
  • きのう、忠利の面前では、少なくも四、五名は相手にしてみせるつもりだったが、最初の岡谷五郎次との試合が、余りに残忍であったせいか、と、忠利の声で、終ってしまったのである。 吉川英治『宮本武蔵』より引用