少なくも五

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  • すると、渡船上の殺害計画は少なくも五年前に立てられたにちがいない。 クイーン/田村隆一訳『Xの悲劇』より引用
  • それにウッドは少なくも五年かかって、その男の傷と頭髪を真似て準備していたのですから。 クイーン/田村隆一訳『Xの悲劇』より引用
  • 人間が人間を追っ駆け回す場面、人と人とが切り合う場面が全映画の長さの少なくも五割以上を占めているような気持ちがした。 寺田寅彦『映画雑感(Ⅲ)』より引用
  • それでバックナンバーでも注文する時はその前に少なくも五六百円の借金をこしらえておくほうが有効であるかもしれない。 寺田寅彦『読書の今昔』より引用
  • 一方の壁には太い針金が吊ってあって、そこから少なくも五十種類はあると思える、大きさ、形、色のそれぞれ違ったかつらがぶら下がっている。 クイーン/田村隆一訳『Xの悲劇』より引用
  • それでも、この男は、あたかも自分の前に少なくも五、六人の顧客を控えてでもいるような意気込みでしゃべっていた。 寺田寅彦『柿の種』より引用
  • 少なくも五年級ぐらい団結しなきゃあ。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • わたしは、六時もしくはその少し過ぎに、その二人を見かけたという証人を、少なくも五人は連れて来られます、そして、みなさんもご存じのように、アベイ農場、つまりレイクスの細君の家は、少なくも村から二マイル半は離れております。 クリスティ/能島武文訳『スタイルズ荘の怪事件』より引用
  • 宮崎支隊長の言葉をききながら、宮崎支隊がミッションに到着するには、今日を入れて少なくも五日ある、と、竹ノ谷中尉は計算した。 伊藤桂一『遥かなインパール』より引用
  • 勝手口でよけいな心配をすると、 「とぼしきったら、また新しいのを差代さしかえらあな、金に不足はないし、あの色気じゃかなわねえ、この夏中、あの後家さんに吸いつかれたのが、少なくも五人はあったが、それでも吸い取られずに逃げたのが命拾いで、つかまったのが運の尽きさ」 と憎まれ口をきく者もある。 中里介山『大菩薩峠』より引用