少しも衰え

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  • グループは解散されたが、グループ時代の凶暴性は少しも衰えていない。 森村誠一『ホーム アウェイ』より引用
  • 夜半から降りはじめた雨は朝になっても少しも衰えを見せなかった。 上西晴治『十勝平野(下)』より引用
  • 彼は六十七歳になったが研究の興味も頭脳の鋭さも、少しも衰えなかった。 寺田寅彦『レーリー卿(Lord Rayleigh)』より引用
  • 大隊長二人を相手にすることになっても、少女の勢いは少しも衰えなかった。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第02巻 「黄金の戦女神」』より引用
  • 私は凡庸ぼんようさというものが年齢を重ねても、少しも衰えぬのに改めて感心した。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • 柳は、まだ少しも衰えを示していない花々を棄てるのは、惜しいと思う。 武田泰淳『快楽』より引用
  • そのスピードは生きていた時に比べて少しもおとろえていない。 ベニー松山『隣り合わせの灰と青春』より引用
  • 国民に対する彼個人の人気は少しも衰えていなかった。 山下丈『ブルー・ブラッド ―ヨーロッパ王家の現代』より引用
  • 前方に、時刻が移っても少しも衰えない日射しとける野が見えた。 藤沢周平『蝉しぐれ』より引用
  • かく雑多な沈痛な考えをめぐらしつつも、彼の勇気は少しも衰えなかった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • それに、馬はただ腹が大きくなったばかりで、体にも元気にも少しもおとろえは見えませんでした。 豊島与志雄『天下一の馬』より引用
  • そして、おとなになっても、その興味が少しも衰えなかったのです。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • 繃帯を首に巻いたその姿は痛々しかったが、元気は少しも衰えていなかった。 福永武彦『第一随筆集 別れの歌』より引用
  • 素子の体は今のところでは少しも衰えを見せていない。 外村繁『日を愛しむ』より引用
  • 沈滞ちんたいムードの本部の中で平賀だけが少しもおとろえぬ執念しゆうねんで捜査活動を続けていた。 森村誠一『高層の死角』より引用
  • 日が西に傾きかかってはいたが、九月初めのこととて、暑さは少しも衰えない。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • すでにはかなりかたむいていたが、新橋停車場ステンシヨン前の人出は少しもおとろえていなかった。 光瀬龍『所は何処、水師営 SF西郷隆盛と日露戦争』より引用
  • 絶望的な苦痛の中で、その闘志は少しも衰えていなかった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター14 D-妖兵街道』より引用
  • 日が暮れても薩軍の砲撃の少しも衰えない為、乃木はまた退却を決心した。 菊池寛『田原坂合戦』より引用
  • りんとした張りのある高い声は、七十をとうに過ぎた今も、少しも衰えを見せていない。 篠田節子『死神』より引用
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