小皿に取り分け

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  • 小皿に取り分けたところへ、ごはんを入れて食べたりします。 平松洋子『アジア おいしい話』より引用
  • 食事の時には、画家が小皿こざらに取り分けた御馳走ごちそうの上には止まるが、画家や家族の皿には決して止まらないのだという。 塩田丸男『天からやって来た猫』より引用
  • 母親はサラダを小皿に取り分け、男と私の前に置いた。 柳美里『フルハウス』より引用
  • 一人になると一太郎は団子をいくつか小皿に取り分けた。 畠中恵『しゃばけ』より引用
  • 料理を小皿に取り分けてやる絵島は、吉十郎のそぶりに平田彦四郎の少年時代を重ね合わせているのかもしれない。 杉本苑子『絵島疑獄(下)』より引用
  • 台所をのぞいて、洗面器で大量生産されたババロアを小皿に取り分けている喜久子きくこにトイレの場所を尋ねる。 秋山瑞人『ミナミノミナミノ (電撃文庫)』より引用
  • それを言うなら初物だろう、と重之は苦笑したが、ガラスの小皿に取り分けた苺を美希が目の前に置いてやると、さっそく手を伸ばした。 村山由佳『星々の舟』より引用
  • 小皿に取り分けてラップをかけた馬肉と野沢菜を冷蔵庫に入れて立ち去ろうとした三人に、いや、そのうちの一人に病人から声がかかった。 林亮介『和風Wizardry純情派 2』より引用
  • 第三に鉢盛りの料理が運ばれ、仲居が九谷焼の小皿に取り分けて弥一たちにすすめる。 中村彰彦『明治忠臣蔵』より引用
  • あれこれ注文し、せっせと小皿に取り分けてくれる桃山に、警官時代の四方山話や、生真面目な同僚警備員の笑い話などを聞かされ、こちらは父親に食事に連れてきてもらった娘よろしく、ただ笑うことと食べることに口を動かしていればいい時間になった。 福井晴敏『川の深さは』より引用
  • 僕はチョリソーをナイフとフォークで器用に切り、それを手際よく小皿に取り分けて友達に配っている女の子や、ビールのジョッキを何杯も指に挟み、踊るようにフロアーを歩いているウェイターの姿を眺めたりしていた。 大崎善生『パイロットフィッシュ』より引用
  • 伊月は、意外な几帳面さできっちり半分ずつオムレツをそれぞれの小皿に取り分けつつ、頷いた。 椹野道流『鬼籍通覧4 隻手の声』より引用
  • その薄黄色い変にびしょびしょした豆腐は、小皿に取り分けて僕のおぜんの上にものっていたが、一と口、口に入れてみると、生のアブラか何か得体の知れないにおいがのどのおくまでみとおるようで、おもわずその場で吐き出した。 安岡章太郎『花祭』より引用
  • 「マクゴナガル先生のおっしゃったこと、聞いたでしょう」ロンはシチューを自分の小皿に取り分け、フォークを手にしたが、口をつけなかった。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 03 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』より引用
  • 女中に合図して提重さげじゆうの包みをひらかせ、煮しめやなます、ちらし寿司などを、彩りよく絵島は小皿に取り分けた。 杉本苑子『絵島疑獄(上)』より引用
  • 小皿に取り分け、早苗は奈津子の前に置いた。 海月ルイ『十四番目の月』より引用
  • 居合わせた人々は笑いさざめき合いながら、それらの料理を小皿に取り分け、泡のたつ透明な飲物や上等なウィスキー、葡萄酒ぶどうしゆ、ブランデーなどを口に運んでいた。 小池真理子『狂王の庭』より引用
  • この「御鰭おひれ」といふ儀式的なスープが終ると、前菜に当るものを小皿に取り分けて食べることになるのだが、最初は鯛と伊勢海老の刺身で、殊に新鮮な鯛の甘い味はひが何とも言へない。 丸谷才一『食通知つたかぶり』より引用
  • 小皿に取り分けられたバルサミコ風味の鰹のたたきを、ラベンダー書院に引いているスッチーさんから手渡される。 樹生かなめ『~ラベンダー書院物語~ その男、発情中につき』より引用
  • 中華風サラダや海鮮料理独得のサシミなどが、次々にボーイの器用なはしさばきで、各自の小皿に取り分けられていく。 森瑤子『愛の予感』より引用