小じま
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名詞
18 の例文
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ただボブ・リアスとジョー・ベルという二人の水夫と私だけが、二〇回も失敗したあげく岸に着くことができたのです!私たちを迎えた陸は幅三キロに長さ八キロの無人の小島にすぎなかった。島のなかには三〇本ほどの木といくつかの草原と、まことにさいわいなことに決して涸れることのない冷い泉があるだけ。
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しかしもう明日に迫ったので、とにかく相談してみようと思って行ったところ、小島さんは床についていた。なに、明日になったらなおるだろうから行きましょうと小島さんはいう。
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住民にも政府にも知られていない小島は珍しくないとか聞きますが。地図を見ましたけれど、たいへんな数です。
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その向こうに、湖は銀色の平原のように、はるか東方へのびひろがっていた。いくつかの灰色の岩の小島が、白帆をあげたアラビア船のように見えた。
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振りはらえもしない、かといってそこにないふりもできない、いつの間に小島孝はこんな所作を身につけたのだろう。腰をとられて、わたしは小島孝にあやつられる人形のような気分だった。小島孝は、道路をつっきって、暗い方へと歩いていく。
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しかしずっと北へ帰れば、原始林が土人よりも一層怖ろしい。そこで選ばれたのが北緯二度のトゥマコ湾にあるガロという小島である。ここでピサロは隊員と共に頑張ることになったが、この決定を聞いて隊員中には甚だしい不平が起った。
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だがこの十畳の奥座敷には、由利源平、良平、小島医師、賢三郎、千賀子未亡人、それに私が座を占めるばかり、これはたしかに霊媒の声ではない。小島医師の左手から、杯が落ちて畳の上をどこまでも転がっていった。
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年はまだ二十三、四にしかならないが、為景の馬廻りをつとめ、この前の越中入りの時にも抜群の功をいくども立てている。しかし、鬼小島の方では知られていないと思っているかもしれない。定行はそしらぬふりでいた。
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東からシュピーカオーク島、ランゲオーク島、西ランゲオーク島、バルトルム島、ノルダニー島、コースト島という。そのどれもが、東西数マイル、幅は半マイルもないような小島である。大地は砂質で地味に乏しく、常に潮風が吹きすぎるために、緑のものは極めて少ない。
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歴史部の一行もその人波に乗って、境川にかかっている橋を渡り、そして江ノ島が真正面に見える一本道に入った。江ノ島はこんもりとした山のようにも見える周囲三キロほどの小島である。木々は色づき初めてはいるが、紅葉の絶頂までにはまだ間があるようだ。
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タイの沖、アンダマン海に浮かぶ小島には不思議な伝説の湖があります。
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目と鼻の先に、三人の打ち上げられたオゼット島が、この集落を波と風から守るように立ちはだかっており、右手にはオゼット島に直角に、やや離れてケロンボール島とボデルダ島が並んでいた。これらの小島に抱かれたこの集落の海は、ふだんは岸を洗う波さえない。平和な美しい海だ。
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とにかく休憩できるなら何島でもいい、九人はそう思って、船首を元来た方角へと向け直した。黒いゴマ粒と見えたのは海上に突き出た幾つもの岩だらけの小島だった。一行はそのうちの最大の島へ舟を進めた。
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むささびの吉五郎はその年四十九になっていて、同囚の中では年長者のほうであったが、どういうわけか流刑の先は三宅島であった。三宅島は東西八キロ、南北九キロ、周囲三十六キロ足らずという小島だ。彼が往生したことはいうまでもない。
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そうそう、小島さんを送ってきた車は、誰が運転していたんですか?
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北京の秋は、夏を追い立てるように急にやって来て、そして晴朗な日が続きます。南海公園の小島の岸には、まだ釣りの遊びをしている人々が見られました。その側に、少し離れて、汪紹生はぼんやり欄杆にもたれていました。
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私はルンガ泊地攻撃のとき、ラバウルからガ島へ飛んだが、途中ブインの南にあるバラレ島の出来たばかりの飛行場に着陸して、燃料を補給した。小さなバラックがあるだけの小島で、整備員が甲斐甲斐しく働いていた。私たちはラバウルの暑気にあてられて、少々南方ボケを来たしていた。
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