小さな吐息

62 の用例 (0.01 秒)
  • そう言うと、彼は少しだけ笑ってみせてから、小さな吐息を一つついた。 雫井脩介『クローズド・ノート』より引用
  • 小さな吐息をついて、千姫はやがて夜になろうとしている庭にたたずんでいた。 平岩弓枝『千姫様』より引用
  • るいとお吉が同時に小さな吐息を洩らし、東吾は成程と気がついた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 31 江戸の精霊流し』より引用
  • 靖子は自分のグラスに残ったワインを飲み干し、小さな吐息をついた。 東野圭吾『容疑者Xの献身』より引用
  • こんな手になったとき、家電屋はそっと小さな吐息といきをついた。 阿佐田哲也『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝1』より引用
  • 静かに張り詰めた空気をおだやかに破ったのは、いろりの小さな吐息だった。 鈴木大輔『ご愁傷さまニノ宮くん 07』より引用
  • 美冬は温かくて小さな吐息を何度も何度も僕の胸にこぼした。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • 右手を胸から外すと、ん、という小さな吐息が新庄の口から漏れた。 川上稔『AHEADシリーズ 01 終わりのクロニクル①〈上〉』より引用
  • そのとき、良がうーんと小さな吐息を洩らして、寝がえりを打った。 栗本薫『真夜中の天使6』より引用
  • まず隣の黒雪姫が小さな吐息といきに乗せてつぶやく。 川原礫『アクセル・ワールド 06 -浄火の神子-』より引用
  • 前傾姿勢で俯き、前髪に顔を隠した女騎士の口元から、小さな吐息が漏れた。 九里史生『SAO Web 0406 第八章01』より引用
  • けれど彼は崎山が近づいてくると、小さな吐息をついてから、従順にたちあがった。 開高健『青い月曜日』より引用
  • 何度か名前を呼ぶと、花映は小さな吐息と共に身を起こし、半分眠ったままの琥珀の瞳に崇を映した。 毛利『志生子 カナリア・ファイル2~傀儡師』より引用
  • だが、やがて小さな吐息を洩らして、彼は参謀の進言を受けいれた。 田中芳樹『銀河英雄伝説 03 雌伏篇』より引用
  • そして美冬は小さな吐息を洩らして僕の背中に腕をまわし、僕にしがみつくように抱きついてきた。 尾崎豊『黄昏ゆく街で』より引用
  • 彼の鼻は彼女の発情した甘い汗のにおいをぎ別け、耳は小さな吐息を聞き逃がすことが無かった。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 2) ロッポンギから愛をこめて』より引用
  • ぼくは、愛する恋人が眠り込んでいると思っていたから、彼女の眠りを妨げやしないかと心配で、ほんの小さな吐息もつかないように気をつけていた。 プレヴォ/鈴木豊訳『マノン・レスコオ』より引用
  • さすがに恥ずかしいのか、未亜は上気した顔をうつむかせ、浅く小さな吐息といきをついた。 賀東招二『フルメタル・パニック!短編集08 悩んでられない八方塞がり?』より引用
  • 彼女は屋上の手すりにそっと指をわせ、小さな吐息といきをつく。 賀東招二『フルメタル・パニック!短編集06 あてにならない六法全書?』より引用
  • 夕子は小さな吐息をついてから尋ねた。 夏樹静子『女検事 霞夕子 螺旋階段をおりる男』より引用
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小さな吐息 の使われ方