小ぎたない

全て 形容詞
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  • わしらはユダヤ人だといってやったら、きっと小ぎたないユダヤ人めというでしょう。 レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』より引用
  • ぼくとしちゃ、やつらが生まれた日からこの小ぎたないホテルに住んでいたってかまやしない。 レマルク/山西英一訳『凱旋門(上)』より引用
  • 黒光りのする前掛けをつけた小ぎたないボーイがそばへ寄ってきた。 パール・バック/大久保康雄訳『大地(1部)』より引用
  • こんな小ぎたない字は、決して書かないし、〈ヤバイことが起きた〉などという文を書くはずもない。 上橋菜穂子『守り人シリーズ12 守り人作品集 炎路を行く者』より引用
  • 法律の条文などを読みあげて、小ぎたない中傷などをして、きみたち二人を仲間割れさせようとしとる。 ガードナー/能島武文訳『管理人の飼い猫』より引用
  • この小ぎたない店付きではどうで碌なものは出来まいと思ったので、彼は当り障りのないように花巻の蕎麦を註文すると、奥から五十ばかりの亭主が出て来て、なにか世辞を云いながら釜前へまわって行った。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 放蕩などというものは、表面はいかに小綺麗こぎれいに見えても、裏へまわってみれば、小ぎたない、不愛想なものですよ! ユゴー/辻昶・松下和則訳『ノートルダム・ド・パリ(下)』より引用
  • 小ぎたないアパートの一室を借り、食うや食わずのありさまで、四十の手習いのような絵を描いているうち、とうとう病気で倒れる。 モーム/龍口直太郎訳『月と六ペンス』より引用
  • 長い葉柄に無細工ぶさいくにくっつけられた円い小ぎたない葉が、絶えずゆらゆらと揺れているのを私は好かない。 ツルゲーネフ/佐々木彰訳『猟人日記(下)』より引用
  • 小ぎたないドイツ人めっ! レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』より引用
  • だけど、銀座には、もっと、マシなバーが、たくさんあるのに、よりによって、こんな小ぎたないバーで会おうなんて、どうも、おかしい、と思ってたんだ。 源氏鶏太『天上大風』より引用
  • 彼の欠点は飲んべえで、小ぎたなく、道楽者で、喧嘩っぱやく、少し手癖てくせがわるかったことです。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • 左様に遅疑ちぎ逡巡しゅんじゅんし、かつ小刀細工を用いて人目を小ぎたなくお飾りなさるよりも、いさぎよく天下をお取りあそばせ。 司馬遼太郎『国盗り物語』より引用
  • 「小ぎたないペテン師め」フィル・マグワイアが薄笑いした。 クイーン/真野明裕訳『七匹の黒猫』より引用
  • 小ぎたないドイツっぺえ! レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』より引用