尊い

全て 形容詞
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  • 京都はなんとなく想像できたが、尊い人というのが誰だか分らなかった。 新田次郎『新田義貞(上)』より引用
  • 尊い声を持った僧の十二人のそれを勤めているのが感じよく思われた。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • なんじゃ知らぬけれど、わたくしどもには一そ尊いように感じられます。 岡本かの子『取返し物語』より引用
  • 実際こんなときに込上げて来る笑いほど尊い笑いはないと私は信じます。 岸田国士『笑について』より引用
  • ぼくにはなつかしい泉だが、いまはそれが千倍も尊いものになったんだ。 ゲーテ/井上正蔵訳『若きウェルテルの悩み』より引用
  • それは極めて短い夏であったが、それだけに一年中で夏は尊いのだった。 海野十三『鍵から抜け出した女』より引用
  • ナービイの計画は、政治家としての尊い考えの上に立っていたのである。 ハインライン『宇宙の孤児』より引用
  • 今や何か尊いものがこの世に生れかけているような感銘を彼女もうけた。 吉川英治『三国志』より引用
  • わたしにとってかれの名誉は自分の名誉とおなじぐらい尊いものですから。 エディングス『ベルガリアード物語2 蛇神の女王』より引用
  • 僕たちの監守にとっても、それはやはり尊い夏祭りの夜だったのである。 海野十三『鍵から抜け出した女』より引用
  • いかにさもしくとも力なくとも人間は人間であることによってのみ尊い。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • その短い一生のあいだに、会い難き人に会うというほど尊いものはない。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • そして教会の中に強さが生み出した真の生命の多くを尊く拾い上げたい。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 自由ということを君らがこの上もなく尊いものに感じているのもよく判る。 半村良『不可触領域』より引用
  • そして多くの尊い問題をその内より分泌する、重要なる生活材料である。 倉田百三『愛と認識との出発』より引用
  • 最も尊い生命であるところの純潔に参与することを示すものであります。 チョーサー/西脇順三郎訳『カンタベリ物語(下)』より引用
  • 自由を奪われたものは自由を生命より尊いと思うようになるものだ。 葉山嘉樹『海に生くる人々』より引用
  • そして尊いその球を僕らが守護していることも世間の人は知っている。 国枝史郎『沙漠の古都』より引用
  • 転じて師や祖師の顔姿も尊いとの考えからその肖像を表す用語となった。
  • 尊い生命がこんなに簡単に処理されて果たしてよいものであろうか? 永井隆『長崎の鐘』より引用
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