寸四方

48 の用例 (0.01 秒)
  • 三寸四方くらいの小さい包で、中には、シガレットケースが入っていた。 太宰治『パンドラの匣』より引用
  • 東大寺の記録によれば、信長は1寸四方2個を切り取ったとされている。
  • 但し、母が鉄を食べ残したからか、喉の四寸四方だけは普通の肌になっていた。
  • 紙撚りに油をしましたもので、一本だと五寸四方ぐらいが、おぼろげに見えた。 直木三十五『南国太平記』より引用
  • 戸の彼方にはわずか三間四尺七寸四方の小部屋しかないはずだった。 三島由紀夫『金閣寺』より引用
  • そこには二寸四方ほどの大きさの蜘蛛のひからびたのがあった。 根岸鎮衛/志村有弘訳『耳袋の怪』より引用
  • 実際横立は、数十歩離れた五寸四方の的のほぼ真ん中を射貫いた。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 2 西戦の巻(上)』より引用
  • 五寸四方くらいの箱で、蓋をあけると、中には赤い小さな虫がいっぱいはいっていた。 駒田信二『中国怪奇物語〈神仙編〉』より引用
  • 五寸四方ほどの大きさの、真っ黒な布のようなものが現れた。 宮部みゆき『震える岩 霊験お初捕物控』より引用
  • 特に信長は、東大寺の記録によれば1寸四方2個を切り取ったとされている。
  • ガラス戸には五寸四方くらゐの穴を開けてあつた。 田中貢太郎『黒い蝶』より引用
  • それは、ごく薄い二寸四方ほどの小さな紙切れで、細かい文字が一面に書いてあった。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用
  • その二寸四方ほどの日本紙には、細かい字で左のような、わけのわからぬものが書きつけてあった。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編01 本格推理Ⅰ』より引用
  • まずしい食事と水、排泄物の出しいれには、その扉の横の壁の下に、外からだけ開くようになっている五寸四方の穴がある。 山田風太郎『自選恐怖小説集 跫音』より引用
  • 工場長の和服姿を見たのは初めてだが、きちんと坐っている浴衣のひざに二寸四方ぐらいな白い継が当っている。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
  • そこで公は、なにかに物に通じた人であるから、このたいの目玉と脇腹一寸四方を注文される意図のほどがよく読めるのである。 北大路魯山人『西園寺公の食道楽』より引用
  • 私の考えでは、ガラス絵として最も好ましい大きさは、二三寸四方から五寸位い、と思います。 小出楢重『油絵新技法』より引用
  • 正面に五寸四方ぐらいの板が張られていた。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • 二寸四方の小さな鉄碪かなしきろうを溶かすアルコールランプとがあればよい。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 脱走計画のことで、最初に僕を元気づけたものは、この扉のすぐ左側の壁の、その一番下のところに三寸四方ほどの四角い穴が切ってあることだった。 海野十三『鍵から抜け出した女』より引用
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