察し

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  • 母のそんな気持も今になってみれば何か察しられるところがなくもない。 宮本百合子『父の手紙』より引用
  • 彼女のひとみに浮かんだ深刻しんこくな色と、宗介のかすかな緊張きんちょうさっしたのだろう。 賀東招二『フルメタル・パニック!07 つづくオン・マイ・オウン』より引用
  • 彼は妹とクリストフとの間のひそかな愛情を察していないではなかった。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • 自分の救出を急いだ兄がなにをし、どんな立場にあるのかは察しがつく。 福井晴敏『終戦のローレライ(上)』より引用
  • 道中は汽車もあの通りだしさぞお疲れになったろうとお察しいたします。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 一緒に死んだ女の人の扱われ方に対して、父である人の心の中も察します。 宮本百合子『山崎富栄の日記をめぐって』より引用
  • 敏感な弟も、こうした私の最後の目的ばかりは察し得なかったと見える。 夢野久作『冥土行進曲』より引用
  • 自分の過去についても必ずや何か秘密のあることは察していたに相違ない。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • それを聞いていると、糸子が父の死をすでに察していることがよく分った。 海野十三『蠅男』より引用
  • 男はその室がテナルディエ夫婦の寝てる室に続いていることを察した。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • どうもわたしの察しるところでは、あれは高慢の結果で企てたのですね。 森林太郎『鱷』より引用
  • 兄のような健康には、春の来るのがどのくらい祝福であるかをお察しする。 有島武郎『片信』より引用
  • それがわたくしどもをどんなに刺激しげきしましたことか、お察しくださいまし。 ドイル『美しき自転車乗り』より引用
  • 視線を感じた彼はハッと顔を上げ、その意味するところを察して口を開く。 ベニー松山『終末をもたらす者 (Sa・Ga FrontierⅡ)』より引用
  • 従僕じゅうぼくたちの顔色から、わたしは何かしら変ったことが起きたなと察した。 ツルゲーネフ・イワン『はつ恋』より引用
  • 相手もその苦しみを察しているらしく、眼をふさぎながらしずかに言った。 岡本綺堂『玉藻の前』より引用
  • しかし、彼には自分の恋人の犠牲を察して暗い顔つきのところもありました。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • 女達の言葉から察して、芳一はそれが高貴な家の召使である事を知った。 戸川明三『耳無芳一の話』より引用
  • そしてファムが集中化技術を手にいれたがっていることも察しているだろう。 ヴィンジ『最果ての銀河船団(下)』より引用
  • かすかながら白壁に写った左手の血の紋様でそれと察しられるのである。 久生十蘭『魔都』より引用
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