寝覚めが悪い
41 の例文
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倒れたのを放っておくのも寝覚めが悪いから連れてきてやった。
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それが旦那にばれて喧嘩になって、夏海さんが衝動的に自殺をした。も、もちろん、それを聞いた時には、俺もひどく寝覚めが悪い思いがした。でもな、すんでしまったことは仕方がないじゃないか。
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それまでにも、まったくたまにしか便りをよこさなかった。しかしこういう大事を告げた手紙に返事が来ないのでは、己としても寝覚めが悪い。そこで己は決心し、とにかくその娘に会いに行くことにした。
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いないはずの男が見えたのだから、皆がギョッとするのも無理からぬ事と理解を示すべきなのか。朝から機嫌がよくないのは、何も寝覚めが悪かったからだけではなかった。むしろ昨日の痛い記憶が、礼一をイライラさせている。
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そうだとすると気の毒は気の毒だ。自分のことが原因であの男の口が乾上ったとなったら、寝覚めが悪くないこともない。しかし中沢がどうなろうと、此のままで済むはずはないから、代りの編輯員が来るなり何なり、手詰めの談判がありそうなものだのに、電話もかからないと云うのは変だ。
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久山だけが犠牲になってるようで、寝覚めが悪いじゃないですか。
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中学生一人見捨てて、自分たちだけ逃げ出すのでは寝覚めが悪いのだろう。「じゃあ、お元気で」 夏貴が車から降りると、急いで和美が窓を開け、聞いてくる。
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二、三はっきりさせておかないと寝覚めが悪くてな。
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価値のあるなしではないか、とも蔭山は思う。しかし証人としての価値もあるなら、その証言を埋もれさせてしまうのは寝覚めが悪い。努夢少年もやがては成長する。
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あの時はかなり卑怯な手を使われたように思うが、負けは負けなので渡さないことには寝覚めが悪い。それまでに相当な額の金貨を巻き上げていたこともあったが、もっともこれは当時の酒のストックとともに冒険者の宿の炎上で灰塵に帰していた。
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そうなってしまっては僕も寝覚めが悪い。残念だが他を当たりましょう。
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似非と評判ではあっても、目の前で怪しげな呪文を唱えられてはやはり寝覚めが悪い。暗い家の中からこちらを窺うお咲の目線もある。
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だけど、それだとあたし、寝覚めが悪いような気がするの。だから、あんたが一食ご飯を食べて、ちょっとましな着替えが買えるくらいのお金を貸してあげようかと思うんだけど、どう?
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父上、その折りはくれぐれも敵将をお救いにならぬように、と言い残した。じゃがの、こうして諸将が窮地に堕ちておるのを眺めていては、寝覚めが悪い。それでお救い申したまでのこと、八陣の図は景・開・死・生・杜・驚・休・傷の八門からなる石陣。
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貴様らがどんな死にざまをしようと俺の知ったことか。そんなことで俺の寝覚めが悪くなるだろうと思うような甘さが、結局、お前たちを破滅させたのだ。最初から敗けると判っている戦いを、下手に手向かうからいけないのだ。
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それを二人の素人は、見事に無視してくれた。それで危機に陥っているのだから自業自得なのだが、目の前で死なれたら、さすがに寝覚めが悪い。
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こうもあちこち騒然としていると、寝覚めが悪いからな。