寝苦しい

全て 形容詞
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  • 寝苦しさのあまりに戸を開けて見た頃は、雨も最早もうすっかり止んでいた。 島崎藤村『並木』より引用
  • と横たわったまま呟いたのは石翁で、さきほどから寝苦しい様子だった。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • 寝苦しさでうっすらと汗を掻いていた体が、ここにきて本当に汗を掻く。 奈須きのこ『歌月十夜 01 本編』より引用
  • 北の地方でも、一と夏に何度かは昼の炎暑のほとぼりで寝苦しい夜がある。 三浦哲郎『愁月記』より引用
  • そんな日少年は床に残った彼女の匂いに包まれて寝苦しかった。 きだ・みのる『道徳を否む者』より引用
  • 昨日で三日続いて半日ずつ畑をしたせいか、昨夜は寝苦しく、盗汗あり。 伊藤整『太平洋戦争日記(二)』より引用
  • 私を見守っていた父は、私が寝苦しそうにしているのを見て、私を起した。 宍戸儀一『フランケンシュタイン』より引用
  • それで、ハンスの真似をして、寝苦しい眠りに身をまかせることにした。 ヴェルヌ/金子博訳『地底旅行』より引用
  • その松代は額にいっぱい汗をうかべて、寝苦しそうな荒い息使いである。 横溝正史『不死蝶』より引用
  • 待つたが樹明君は来てくれなかつた、いや来てくれた、寝苦しかつた。 種田山頭火『其中日記』より引用
  • 八月も漸く末近くなったのに、まだずっと寝苦しいような晩が続いていた。 堀辰雄『風立ちぬ』より引用
  • 横浜は江戸よりも涼しいと聞いていたが、残暑の夜はやはり寝苦しかった。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 夏も終わりに近づいているのに、寝苦しい熱帯夜の連続記録が更新されていた。 石田衣良『赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝』より引用
  • その晩、美子は慣れない寝室で、いかにも寝苦しい時を過ごしていた。 横溝正史『塙侯爵一家』より引用
  • 今夜はすこし寝苦しかつた、歩きすぎたからだらう、飲みすぎたからでもあらうよ。 種田山頭火『其中日記』より引用
  • 夏の夜、あまりの寝苦しさに窓を開けて寝ていた私の部屋に、黒い影が侵入しようとしたのだ。 林真理子『ルンルンを買っておうちに帰ろう』より引用
  • 夏になっていたが、まだそれほど寝苦しい季節ではなかった。 松本清張『絢爛たる流離』より引用
  • 昼の恐れのなごりに寝苦しがつて居た女たちも、おびえ疲れに寝入つてしまつた。 折口信夫『死者の書』より引用
  • ある夏の夜、寝苦しさに目を覚ますと、蚊帳越しに何か人の気配を感じました。 三浦綾子『病めるときも』より引用
  • 寝苦しくて外に出たからって、それが罪になるのですか! 津村秀介『湖畔の殺人』より引用
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