寒々しい

全て 形容詞
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  • だとしたら、かえって寒々しいだけだからやめたほうがいいと思うのだが。 北野勇作『人面町四丁目』より引用
  • 小さな山の三つ分くらいが、ひどく場違ばちがいに寒々しい感じになっている。 宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー 上巻』より引用
  • そういう寒々しい若い女たちの中から伴侶はんりよを選ばなければならないなんて。 森瑤子『別れ上手』より引用
  • 思ひがけなく桜の造花が天井からさがつてゐるのが案外寒々しく見えた。 林芙美子『下町』より引用
  • 食堂の中は、まるで季節を逆戻りしたかのような寒々しい沈黙に包まれた。 高殿円『銃姫 01 Gun Princess The Majesty』より引用
  • どうにも教室内の空気が寒々しいのはエアコンがないせいでもなさそうだ。 谷川流『涼宮ハルヒの消失』より引用
  • アーレンが、あの寒々しい渡り廊下で待っていた理由もそれでわかった。 三雲岳斗『レベリオン 第02巻』より引用
  • 裏の畑へゆたかな枝ぶりをみせて、たれ下っていた銀柳も、寒々しい。 水上勉『木綿恋い記(上)』より引用
  • お互いに迷惑をかけずに生きていく家族など寒々しいではないか。 野田秀樹『この人をほめよ』より引用
  • それに、肩に置かれた指先の感触は宇宙のように寒々しくはなかった。 入間人間『電波女と青春男 第07巻』より引用
  • つづれりのひとつも掛けられていない灰色の壁は牢獄ろうごくのように寒々しい。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える2』より引用
  • 机がひとつっきりの自分の部屋が、きょうはいっそう寒々しく見える。 三浦綾子『塩狩峠』より引用
  • 何度かそばを通ったことがありますけど、寒々しい雰囲気でね。 エディングス『エレニア記3 四つの騎士団』より引用
  • 夏にはどんなに涼やかだろうと思うが、今は少々寒々しい光景だった。 荻原規子『西の善き魔女3 薔薇の名前』より引用
  • 兄妹が雪の中で彷徨いながら見る雪と氷の世界は寒々しいものだけではなかった。
  • 空は厚く雲におおわれ、海は夏だというのに寒々しい灰色をしている。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第16巻 誓いのキスを夜明けまでに』より引用
  • 乾いた音を立てて床に落ち、そして寒々しい空気の中に、おれは一人残された。 雨木シュウスケ『聖戦のレギオスⅠ 眠りなき墓標群』より引用
  • そのとき美佐子は、ここの雰囲気が入ってきたときよりも寒々しいのに気づいた。 篠田節子『レクイエム』より引用
  • 寒々しい、がらんとした店の前には、淀川教授が傘をさして立っていた。 森見登美彦『有頂天家族』より引用
  • がらんとした寒々しい空間は、ここがかなり前から無人であると告げている。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第05巻 「異郷の煌姫」』より引用
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寒々しい の使われ方