富む者

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  • このようなやりかたで望む女が得られるほど、創意に富む者はいないだろう。 クラーク・アシュトン・スミス/大瀧啓裕訳『ゾティーク幻妖怪異譚』より引用
  • そうして、支那は、支那の中に於て富む者が何者であろうとも、彼らの貯蓄が守護されることによって、その貯蓄を守護するものを守護しなければならぬのだ。 横光利一『上海』より引用
  • この富む者はややもすればおのれの財産の権利あるを知って義務あるを忘れることも疑うべからざる事実であって、どこの法典を見ても財産の権利は明らかにっている。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 客寄せに岸の割烹店が行なつたよりは、富む者たちが打上げさせた方が、金力が豐だつたことはいふまでもない。 長谷川時雨『花火と大川端』より引用
  • わたしは病的な絵画に驚いたりはしないし、ピックマンほどの天分に富む者がいれば、どんな傾向の絵画を描いていようと、知りあいになることを名誉だと思うからね。 ラヴクラフト全集4『06 「ピックマンのモデル」』より引用
  • 富む者必ず不仁ふじんではない。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 法律にそむかぬ以上は如何なる方法によって、如何なる額にかさまるともとみ蓄積占有ちくせきせんゆうすることを許すがために、富む者はますます富むの傾向あることは、今ここで述べるを要しない。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 願はくは母の名に由り、 地の上の人を浄めん、 富む者の欲を制せん、 戦ひをまたくとどめん。 与謝野晶子『晶子詩篇全集拾遺』より引用
  • プラトンは最適者、気概に富む者、民衆の三種類を想定し、そのどれが社会において上位を占めるかに応じ、哲人王制、最適者支配制、富者による寡頭制、民主制、僭主制の5つの国家体制を描き、どのようにそのような体制の交代がありえるかを描写する。