寄る辺

全て 名詞
102 の用例 (0.01 秒)
  • 共にと告げたそれを寄る辺にその時はと繰り返し己に定めて来たのだから。 同人『十二国記』より引用
  • 婚姻を許されなかった女官には、突然外に放り出されても寄る辺がない。 池上永一『テンペスト2 花風の巻』より引用
  • 寄る辺を失い、空中楼閣が空中分解した今、俺ははっきりと理解できる。 万城目学『鴨川ホルモー』より引用
  • そのため自由になった手足は空間を泳ぐように、寄る辺を求めている。 大塚公子『死刑囚の最後の瞬間』より引用
  • おれは寄る辺のない人々が住む場所を作ろうとし、あの女はそれを見たいと言った。 小川一水『風の邦、星の渚 レーズスフェント興亡記』より引用
  • ずっと寄る辺もなく、家族というものもいないのと同じだった。 畠中恵『ぬしさまへ』より引用
  • 寄る辺ない気持ちで、それでも僕は橋を渡り、マンションに向かって歩き出した。 長嶋有『パラレル』より引用
  • なにせ神田辺にがあるらしいと聞いただけで、他のことは一切分からん。 樋口有介『船宿たき川捕物暦』より引用
  • 本人自身、きっぱりとはねつけるべき軸と、寄る辺をもたないのである。 南里征典『成城官能夫人』より引用
  • しかし彼はあの寄る辺ない彼女たちを欺くよりは死を選ぶべきことを神の名において強く感じていた。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(下)』より引用
  • すべてを拒否して一人で戦おうとする留真の、となれたら。 白瀬修『おと×まほ 第02巻』より引用
  • 互いの他には頼る人も寄る辺もなく、日々の糧のためだけに生きる。 深草小夜子『悪魔の皇子 アストロッド・サーガ』より引用
  • 所属しているという安堵感を剥奪され、清水は寄る辺を失っている。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • この麒麟は既に主より他に寄る辺を持つつもりが無い。 同人『十二国記』より引用
  • 神に見捨てられ、寄る辺がないために茨の道を歩まされている人々がいるのです。 エディングス『ベルガリアード物語3 竜神の高僧』より引用
  • 町は、垣間見える月の明かりだけをにした、暗い深海のようだった。 奈須きのこ『Fate/stay night セイバー Fate TrueEnd 夢の続き』より引用
  • 五郎太郎は、乙女をない童女とみなすことに心を決めたもののようだ。 皆川博子『乱世玉響』より引用
  • ねえ、あなた、わたくしは、こういう寄る辺ない人たちにした約束から手を引くことはできません。 ストウ/山屋三郎・大久保博訳『アンクル・トムズ・ケビン(下)』より引用
  • 寄る辺のない不安が底に流れているというか、同じ明るさでも、いまにも消えそうな蝋燭ろうそくが風に揺れている感じというか。 福井晴敏『終戦のローレライ(下)』より引用
  • その寂しい風景は、否が応でも国の柱を失った戴のなさを李斎に自覚させた。 小野不由美『十二国記 09 黄昏の岸 暁の天』より引用
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