寄る混沌

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  • 自分の訪れが予期されていたという感じがして、這い寄る混沌ナイアルラトホテップに、どれほど間近から監視されていたのかと思った。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • この商人どもの国がどこなのか、既知の宇宙にあるのか悍ましい外宇宙にあるのか、カーターには考えもおよばず、また商人どもが自分をひきわたして報償を得るため、いかなる地獄めいた密会所にて這い寄る混沌と出会うつもりなのか、想像することとてできなかった。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • 自らの運命がどうなるのかは知れなかったが、あの無限の蕃神ばんしんどもの恐るべき魂魄こんばくにして使者なるもの、い寄る混沌こんとんナイアルラトホテップの到来に備え、自分が拘束されていると思った。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • その恐ろしい斜面、あるいは冒涜的な高原のどこかで、這い寄る混沌が待ちかまえていることを、カーターは信じて疑わず、どうなるとも知れない自分の運命がすぐに定まることを願った。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • 一方で這い寄る混沌と呼ばれる姿は触腕、鉤爪、手が自在に伸縮する無定形の肉の塊と咆哮する顔のない円錐形の頭部によって特徴付けられる。
  • また、名状しがたい大神官のいる無窓の修道院にあったフレスコ画から、夜鬼どもについて学びとったことをもしゃべり、大いなるものどもでさえ夜鬼を恐れること、そして夜鬼どもの支配者が這い寄る混沌ナイアルラトホテップではなくして、大いなる深淵の主、太古から齢を重ねる厳荘たるノーデンスであることを告げた。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • やがて合図があって、猫の大群が友を中央にしっかりつつみこんで優美に跳躍するかたわら、月の山脈の不敬な頂にある遙かな暗い洞窟では、這い寄る混沌ナイアルラトホテップがなおもむなしく待ちうけていた。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • 毛むくじゃらの巨大なるガグどもはな、かつて魔法の森に環状列石を築き、蕃神ばんしんと這い寄る混沌ナイアルラトホテップに奇怪なる生贄いけにえをささげつづけたあげく、ある夜その忌むべき蛮行が地球の神々の耳にとどき、地下の洞窟へと追放されたのだ。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • スンガクという菫色すみれいろの気体からは、這い寄る混沌ナイアルラトホテップにまつわる恐ろしいことを教えられ、魔王アザトホースが闇のなかで餓えてかじりつづける虚空の中心には、何としてでも近づくなと警告されたっけな。 ラヴクラフト全集6『09 「未知なるカダスを夢に求めて」』より引用
  • 大導師マスターテリオンと〝い寄る混沌こんとん〟ナイアルラトホテップは、敵意と皮肉の混じった冷笑をわし合う。 古橋秀之/鋼屋ジン『斬魔大聖デモンベイン 軍神強襲』より引用