寄る年波

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  • 辰五郎も六十二歳、寄る年波は押しかえせねえなあと苦笑せざるをえない。 半藤一利『幕末辰五郎伝』より引用
  • あの女も寄る年波でだんだん世間から相手にされなくなる。 横溝正史『悪魔の家』より引用
  • 昔はそれぞれに巧みな歌い手だったのだが、やはり寄る年波には勝てない。 阿刀田高『まじめ半分』より引用
  • 礼部侍郎に抜擢されたが、寄る年波には勝てず、帰郷を願い出て許された。
  • 寄る年波と狂気とでみにくくなった黄色い顔がじっと私に見入っているのである。 ホフマン・エルンスト・テオドーア・アマーデウス『世界怪談名作集』より引用
  • 寄る年波なんだもの、仕方ないじゃないって思ってきた。 乃南アサ『躯(からだ)』より引用
  • まったく奇妙なもんだ、このいつのまにかに寄る年波というやつは。 ドイル/秋田元一訳『豪勇ジェラールの冒険』より引用
  • 部屋へはいって来た男は、寄る年波ですっかりしなびていた。 ガードナー/能島武文訳『管理人の飼い猫』より引用
  • ひざは寄る年波のためによろめき、全身はその重荷のためにぶるぶる震えていた。 ポー/佐々木直次郎訳『アッシャー家の崩壊』より引用
  • その男は、寄る年波で腰がまがり、おそろしく粗末なものを身につけていた。 アリグザンダー『(プリデイン物語3)タランとリールの城』より引用
  • 寄る年波に勝てず、病がちになって表舞台から姿を消した近年はともかく、数年前までは、経済誌などではよく見かけた顔だった。 嬉野秋彦『メフィストの魔弾』より引用
  • だが寄る年波でよわい還暦を越え、老衰甚しく政務に堪えざる状態となった。 池宮彰一郎『その日の吉良上野介』より引用
  • もとは一メートル七二センチくらいあったのだけれど、いまは寄る年波で寸が詰まって一メートル七〇くらい。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』より引用
  • さて、こんなひどいことをした一人が寄る年波につれて、別に人から強いられたわけでもないのに、自分から白状をしたのです。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(下)』より引用
  • 寄る年波のために衰弱し、すでに死期に近づいていたのだった。 オウィディウス/田中秀央・前田敬作訳『転身物語(上)』より引用
  • 今は寄る年波には勝てず、病がちの日々を送っていた。 酒見賢一『後宮小説』より引用
  • かつてはその髪は彼の使い魔のカラスのように黒かったのだが、さすがに寄る年波には勝てない。 水野良『ロードス島戦記 1 灰色の魔女』より引用
  • きっと寄る年波で耳が悪くなっているのね。 榊涼介『ガンパレード・マーチ 03 5121小隊 決戦前夜』より引用
  • むきだしの腕は節くれだっていたが、それは寄る年波のためではなく、労働のためだった。 アリグザンダー『(プリデイン物語4)旅人タラン』より引用
  • 男性陣も寄る年波に勝てず、そろそろやめようかなあ、といった気配になっていた。 群ようこ『モモヨ、まだ九十歳』より引用
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寄る年波 の使われ方