寄ると障る

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  • 其の後道臣とお時とは、寄るとさはると金毘羅參りの話ばかりしてゐた。 上司小剣『天満宮』より引用
  • 福岡博多の町人共は兼て十太夫の專横を憎んでゐたので、寄ると障ると山鹿の噂話をする。 森鴎外『栗山大膳』より引用
  • 一月許りは、寄ると障ると行つた人の話で、立つ時は白井樣で二十圓呉れたさうだし、村中からの御餞別を合せると、五十圓位集つたらうと、羨ましさうに計算する者もあつた。 石川啄木『天鵞絨』より引用
  • 日本人の妻君は寄るとさわるとヤレ丸髷まるまげ形状かっこういの、何処どこ髪結かみゆいさんが結いました、私の髪結は下手へたですから今朝結ったのをむしりこわしてまた外のに結わせましたなんぞと一日に二度も髪を結って騒いでいる人もある。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 村方一同寄るとさわると、立膝に腕組するやら、平胡坐ひらあぐら頬杖ほおづえつくやら、変じゃ、希有けうじゃ、何でもただ事であるまい、と薄気味を悪がります。 泉鏡花『草迷宮』より引用