家へ出向く

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  • これからも他の家へ出向くときがあるかもしれないが、そのときは、そのときだ。 早見裕司『メイド刑事01』より引用
  • わたしは母に会いたいという強い気持があるくせに、なぜかまだこちらから彼の家へ出向いてはゆかなかった。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(上)』より引用
  • と云つて、平岡のいへ出向でむく気は始めからかつた。 夏目漱石『それから』より引用
  • ところで、譲治君、土曜日は学校からまっすぐに川崎家へ出向いて行ったの? 横溝正史『貸しボート十三号』より引用
  • といって、平岡の家へ出向く気ははじめからなかった。 夏目漱石『それから』より引用
  • と云って、平岡の家へ出向く気は始めから無かった。 夏目漱石『それから』より引用
  • 廣太郎は郷里の姫路へかへつたが、四五日は親類の家へ出向いて酒をよばれることだけで日をおくつた。 林芙美子『濡れた葦』より引用
  • 村長の家へ出向いたのは、マシューとスーとDの三人であった。 菊地秀行『吸血鬼ハンター12a D-邪王星団1』より引用
  • 今はもう市内のエパンチン家へ出向いたところで、ただ仕事に忙殺されている将軍に会えるだけで、それさえどうやら疑わしいということは公爵もよく知っていた。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • 間もなく来た町駕籠に乗って、小兵衛は、四谷よつや伝馬町てんまちょうの御用聞き・弥七やしちの家へ出向いて行った。 池波正太郎『剣客商売 01』より引用
  • 小兵衛は、かつて、笹目父子おやこんでいた家へ出向いて見た。 池波正太郎『剣客商売 04 天魔』より引用
  • 宮中で左少将隆良に安否をたずねたこともありますし、四条家へ出向いたことさえあります。 杉本苑子『新とはずがたり』より引用
  • そうしますと良人が翌日あくるひ高利貸の家へ出向いて色々談判した末三百円を月賦げっぷで返す事にめて参りました。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • そのために、レイヴンが内ヘブリディーズのクナート家へ出向いたのだが、思ったより早い帰還だった。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第16巻 誓いのキスを夜明けまでに』より引用
  • 波川周蔵は、頭巾ずきんの侍と約束をした当日にくだんの家へ出向いて行ったが、このときは、小田切平七郎のみが待っていた。 池波正太郎『剣客商売 14 暗殺者』より引用
  • それまで、南部の中小貴族のもとを転々としていたガーラントが、北部のゆううたわれるルアルゴー伯爵家へ出向く気になったのは、「はくをつけに」行くつもりだったからだ。 荻原規子『西の善き魔女外伝 ガーラント初見参』より引用
  • しかしその前年の日記を見るとね、七月九日にはアポリネールはレオトーを夕食に招いていて、アポリネールが迎えに来て一緒に彼の家へ出向いてみると、ローランサンがいて、台所で女房気取りで何かゴトゴトやっていたそうです。 関容子『日本の鶯堀内大學聞書き』より引用
  • 三蔵は馬をおり、 「きょうは、わしがひとつときを乞うてこよう」といって、行者のとめるのもきかず、いつになく自分でその家へ出向いた。 呉承恩/檀一雄訳『西遊記(下)』より引用
  • 十四日の日曜は宿直であるが、その日は前日頃から田居からの電話が屡々新潮社へ来ているので、田居家へ出向く。 伊藤整『太平洋戦争日記(三)』より引用
  • お留守だったもんですから今夜の会食取りやめるむねことづけておいて、あと二時間ほど銀座へんの画廊を見てまわり、それから築地の会場柳屋という家へ出向いていったのはちょうど五時半でした。 横溝正史『夜の黒豹』より引用