実に

全て 副詞
26,113 の用例 (0.02 秒)
  • 彼のような心を持ったならば実に文学者になれぬ人はないと思います。 内村鑑三『後世への最大遺物』より引用
  • 斯くの如くエロスは実に容易に男子の行くべき道を左右し得たのである。 ケイ・エレン『恋愛と道徳』より引用
  • 二人が相擁あいようして死を語った以後二十年、実に何の意義も無いではないか。 伊藤左千夫『水害雑録』より引用
  • 彼の作品が実にスムーズに美しく流れていることは定評のとおりである。 伊丹万作『人間山中貞雄』より引用
  • それから先きはどうなるだろうと思うと、彼は実に気が気でなかった。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • 早く水のある所へ着いたらと思って急いで行って見ると実に失望した。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • それゆえに私の生涯は実に前の生涯より清い生涯になったかも知れませぬ。 内村鑑三『後世への最大遺物』より引用
  • 二人は酸素発生器を携帯して来ているものだから、実によい考えが浮ぶ。 賀川豊彦『空中征服』より引用
  • てきなかで、けるのをらなかつたのはじつ自分じぶんながら度胸どきやうい。 泉鏡太郎『神鑿』より引用
  • ほとんど当惑していた処へ、今日のおいでは実に不思議と云っても可い。 泉鏡花『婦系図』より引用
  • 新しい浪漫的演出の生命は、実にその象徴的精神に在るのだと云へます。 岸田国士『演劇一般講話』より引用
  • 実にジョン・ロックがヨーロッパの改革に及ぼした影響は非常であります。 内村鑑三『後世への最大遺物』より引用
  • またそのおしりの傷などもよく見ましたが実にむごたらしいものであります。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • それは前のごとく赫々と光を放って居るものではなく実に立派な経殿である。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • さて、宇宙服を皆が着てしまったところは、実に異様な光景であった。 海野十三『大宇宙遠征隊』より引用
  • それは冒険小説に出てくる孤島ことうの洞窟のような実に異様な光景だった。 海野十三『恐怖の口笛』より引用
  • こういうところを朝未明あさまだきに旅をするのは実に旅行中の最大愉快である。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 沼南夫人はまた実にその頃の若い新らしい側を代表する花形であった。 内田魯庵『三十年前の島田沼南』より引用
  • もし生れながらの教育家と云うものがあるとしたら、先生は実にそれであろう。 芥川竜之介『毛利先生』より引用
  • しかし機嫌のよい時は実に如才のない、頓智のある気の利いた子でした。 大倉燁子『魂の喘ぎ』より引用
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