安い

全て 形容詞
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  • 安アパートの夜の雨の場面にももう少しの俳諧がほしいような気がした。 寺田寅彦『映画雑感(Ⅳ)』より引用
  • 彼はパリでは、ほんとうに安いレストランで食事をしたことはなかった。 フィッツジェラルド/守屋陽一訳『雨の朝パリに死す』より引用
  • こんな安いことはございませんから、渡してやろうじゃございませんか。 吉川英治『新書太閤記(一)』より引用
  • 価格は十二万円であったが、一万円ほど安くゆずってくれたのだという。 吉村昭『東京の戦争』より引用
  • 安重根伊藤を殺してしまったような気がして、淋しくて仕様がないんだ。 林不忘『安重根』より引用
  • こんな軽いキスだけでご機嫌になるのだから、安い男というべきなのか。 樹生かなめ『~ラベンダー書院物語~ その男、発情中につき』より引用
  • これならどこからも干渉のきたうれいはあるまい、と安んじたのでしょう。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ぼくを買ったのは、ただ安く買えるからというだけの理由からなんです。 バローズ『火星シリーズ10 火星の古代帝国』より引用
  • 物価指数は五百三十倍だからレコードだけが安くなっているわけである。 永六輔『役者その世界』より引用
  • 甚五郎の説明によると、そのお安という女を写生したいというのである。 岡本綺堂『恨みの蠑螺』より引用
  • 安いのがとりえで、十円で十個だったから、五百円もあれば豪遊できた。 水木しげる『ねぼけ人生』より引用
  • お前は医者をしてるんだから、薬をもっと安く手に入れてはくれないかな? モーム/北川悌二訳『人間の絆(下)』より引用
  • さうしてそんなことは一度だつてないと安んじて答へることが出來た。 阿部次郎『三太郎の日記 第二』より引用
  • この店は安くて、これだけで一人千五百円くらいではなかったろうか。 田辺聖子『ヨーロッパ横丁たべあるき』より引用
  • 安い労働力が自由に供給されないことには、資本主義は進行していかない。 片岡義男『日本語の外へ(下)』より引用
  • それにさつきも今の境遇に安んじてゐるやうに云つてゐたぢやないか。 森林太郎『樺太脱獄記』より引用
  • しかも価格は放送局用の百分の一以下、業務用の十分の一以下と安かった。 佐藤正明『陽はまた昇る 映像メディアの世紀』より引用
  • あれだけの気の使いようをしてくれてこれでは何といったって安いよ。 開高健『新しい天体』より引用
  • 安さんは人間から殺されて、仕方なしにここに生きているんである。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • わたしどものほうが、相場表よりちょうど千ドルお安くなっております。 ディック/朝倉久志訳『アンドロイドは電気羊の夢をみるか』より引用
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