守り刀

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  • 小さくいえばその身を守るためで、つまり守り刀というくらいのものでございます。 今村信雄編『古典落語(中)』より引用
  • 母君のお形見かたみの、守り刀と経箱きょうばこが、いつも宮のおそばにあった。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 唯一の守り刀は、腕をつかみ取られた途端に、道のむこうへ捨てられていた。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 守り刀とは、身を守る時にだけ刃をたてる刀のことである。 宮部みゆき『かまいたち』より引用
  • おきたの母親が嫁に来る時、持って来た守り刀で、普段は仏壇の奥にしまってあった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 08 白萩屋敷の月』より引用
  • なんといってもご尊名は、わたしにとっては道中の守り刀ともなったわけですから。 アレクサンドル・デュマ/江口清訳『三銃士(上)』より引用
  • 僧にもらった守り刀を持ってきていた。 畠中恵『しゃばけ』より引用
  • 守り刀ようの姫君の物、若い母親への多くの贈り物等が乳母に託されたのであった。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 守り刀があったから、それで一生懸命、蓋を切って土を掘ったの。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • 奈緒さんの棺の中にも秀司さんの棺の中にも守り刀と数珠が取り残されていた。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • 同日、祖父である天皇から守り刀と袴が贈られる「賜剣の儀」が行われた。
  • その上に刀の小柄こづかを突き刺して、それに錦の袋に入れた守り刀様のものがぶらさげてありました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 誕生当日に、賜剣の儀が行われ、祖父である今上天皇から守り刀が贈られた。
  • それは裲襠も守り刀も、共に見覚えのある品でありました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • ちなみに今上天皇の守り刀を鍛えたのは、二代目師匠月山貞勝である。
  • 寝室の床の間には、先々代の宮司が求めたという一振りの日本刀が守り刀として飾られている。 今邑彩『暗黒祭(「蛇神」シリーズ最終巻)』より引用
  • それが一尺ほども出てきたとき、若だんなが守り刀を渾身こんしんの力を込めて、振りおろした。 畠中恵『しゃばけ』より引用
  • なぜそれがあったか分らないが、彼は自分の「守り刀」をあずけて置いた、ある士あがりの人の処へ行った。 宮本百合子『三郎爺』より引用
  • 守り刀、天児あまがつなどを持って少将は車に乗った。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 七瀬の手は、いつの間にか、守り刀の袋へかかっていた。 直木三十五『南国太平記』より引用
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