存分

全て 名詞
1,920 の用例 (0.02 秒)
  • 飯が存分に食べられなかったのは、一つはそのためでもあったのである。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 試みに神から与えられた力の十分の一を存分に使って見られたがよい。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • 子供に学問だけは存分にさせてやる、とおっしゃるお父さまのためにも。 山田風太郎『明治波濤歌(上) 山田風太郎明治小説全集 9』より引用
  • 女でも胸を張って存分呼吸のできる生活がそこにはあるに違いない。 有島武郎『或る女』より引用
  • かれは、ラ・ジャを存分にひどい目にあわせてやろうとすら考えていた。 バローズ/関口幸男訳『栄光のペルシダー』より引用
  • 着物のすそがほんの少しゆるんで女の姿態の美しさを存分に発揮している。 平岩弓枝『黒い扇』より引用
  • 胸にわだかまっていたことを存分にぶちまけ、男はそれを聞いてくれた。 マッカラーズ/河野一郎訳『心は孤独な狩人』より引用
  • 小さな弱い経験ではあるが、私の見たところも存分にこれを裏書きする。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • はからぬ悪侍が三人までも押しかけてきて、存分に家の中を荒して行った。 吉川英治『鳴門秘帖』より引用
  • 強すぎて、その強さを存分に発揮できる場所がなくて、それを求めている。 雨木シュウスケ『聖戦のレギオスⅠ 眠りなき墓標群』より引用
  • 明らかに他の普通の人たちとは違う、「個性」を存分に発揮しています。 養老孟司『バカの壁』より引用
  • あの人のことだから、それでも美味しがって存分喰べることでしょうよ。 森田草平『クリスマス・カロル』より引用
  • このころから彼は自分のカリスマ性を存分に発揮していたのだろう。。
  • と震えを帯びて言った声は存分に涙にれているように響いた。 有島武郎『或る女』より引用
  • 今日から君たちは王府の役人としてその力を存分に発揮してもらう。 池上永一『テンペスト1 若夏の巻』より引用
  • 五徳の下で、存分に吸いつけた母は、鼻から出るけむりとともに口をいた。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • クレオパトラは、今度こそローマを存分に利用してみせる自信があった。 澁澤龍彦『世界悪女物語』より引用
  • それは「待つ」といふ言葉の温たかな意味を存分に示した待ち方であつた。 岸田国士『泉』より引用
  • 大刀を腰に差してはいても、その威力を存分に発揮させたことはない。 里中哲彦『鬼平犯科帳の真髄』より引用
  • 自分はその時思う存分に自分の感情の満足を貪り味わおうとしたのであった。 辻潤『ふもれすく』より引用
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