嫌疑をうけ

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  • しかもわれわれは囚人同様に監禁され、スパイの嫌疑をうけているとは。 ヘディン/長尾宏也訳『シルクロード』より引用
  • たとえ嫌疑をうけて身体検査をされたところで、不利な証拠は何もあがらない。 クリスティ/小西宏訳『パーカー・パイン2』より引用
  • 自分も、嫌疑をうけて、その申し開きにくだる身であるが、充分に自信はある。 吉川英治『私本太平記』より引用
  • われわれが嫌疑をうけているということは、もう動かすことのできない現実である。 ヘディン/長尾宏也訳『シルクロード』より引用
  • 私は暴力犯の嫌疑けんぎをうけているというこの青年を、興味ふかくながめた。 ドイル『ノーウッドの建築士』より引用
  • 寛政3年宿屋の営業許可をめぐり贈収賄の嫌疑をうけ、江戸払いとなる。
  • 僕がアパートから出るところなり、その場に立っているところなりを警官が目撃したあとは、僕はもう、殺人の嫌疑をうけている人間を弁護することは絶対にできなくなるんだよ。 ガードナー/中田耕治訳『幸運の脚』より引用
  • 蕗子殺害の嫌疑をうけた私は厳しい取調べをうけました。 山下利三郎『流転』より引用
  • いまになってまだ逃げまわろうとしたら、それこそスパイの嫌疑をうけることになるだろう。 レマルク/山西英一訳『凱旋門(下)』より引用
  • 大騒ぎになったが、バックは嫌疑をうけなかった。 ロンドン/山本政喜訳『野性の叫び』より引用
  • 美貌の碧川克彦もまだ年齢がわかいだけに、この恐ろしい嫌疑をうけて、いまにも泣きだしそうな顔である。 横溝正史『魔女の暦』より引用
  • まず、秀吉毒殺の嫌疑をうけたというのはもちろん、朝鮮出兵に反対したからというのも、頂けない。 桑田忠親『戦国史疑』より引用
  • 漱石の下宿の隣の部屋に住みだした謎の男が、部屋から池に落ちて死に、漱石がその嫌疑をうける。
  • ある一人に嫌疑がかかれば、一人あるいはそれ以上の人が証人となって、その嫌疑をうけた人を救い出し、事の成行きを混乱させてしまうような仕組みになっているのです。 クリスティ/古賀照一訳『オリエント急行殺人事件』より引用
  • 果たしてそれが玄蔵というひとのことかどうかわからないけれど、佐竹の身内に殺人の嫌疑をうけて、ゆくえをくらましているひとがあるということが、伯母おばさまや私の母の苦労の種らしかった。 横溝正史『金田一耕助ファイル13 三つ首塔 v0.9』より引用
  • しかし役人の嫌疑をうけることは不愉快でしょう? ツルゲーネフ/佐々木彰訳『父と子』より引用
  • 右腕を失った彫刻家、それだけでも大きな不幸であったのに、今また殺人の嫌疑をうけて、もしそれが当人にとって身に覚えのない濡衣ぬれぎぬだったとしたら、どんなにか不仕合わせなことだろう。 横溝正史『刺青された男』より引用
  • 小河はその後、長州出身の参議広沢真臣暗殺の嫌疑をうけて、鳥取に二年間も幽閉された。 古川薫『桂小五郎(上)』より引用
  • そのために、彼はテルミリークの東部トルコ族のなかにあって、スパイの嫌疑をうけ、あわや一命を失うところであった。 ヘディン/長尾宏也訳『シルクロード』より引用
  • それだけに嫌疑をうけるパーセンテージも、他の毒殺の場合にくらべて、はるかに少ないのである。 横溝正史『金田一耕助ファイル05 犬神家の一族 v0.9』より引用