嫌疑

全て 名詞
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  • が新聞記者が嘉子に少しも嫌疑をかけていないのを発見してほっとした。 平林初之輔『山吹町の殺人』より引用
  • だからあなたに嫌疑がかかってはいけないと考えて、姿を消したんです。 ガードナー/池央耿訳『緋の接吻』より引用
  • どうにも離れない影みたいに嫌疑の目がどこへでもついてくるんですよ。 サキ『ザ・ベスト・オブ・サキⅠ』より引用
  • 僕はその嫌疑に本づいて、あの部屋を見るにも特別な点に注意したのだ。 森林太郎『病院横町の殺人犯』より引用
  • そのために彼の殺人の嫌疑は晴れたのだが、同時に職を失ってしまった。 森村誠一『日本アルプス殺人事件』より引用
  • 何かの間違いで、ありもしない嫌疑を警察けいさつにかけられたのではたまらない。 伊都工平『天槍の下のバシレイス1 まれびとの棺 〈上〉』より引用
  • それは太一が寝袋の主に重大な嫌疑をかけていたことを示すものである。 森村誠一『棟居刑事 悪の山』より引用
  • それはどうみても、あなたの嫌疑がべつの方向に向かっているからです。 クリスティ/小西宏訳『「ポワロ参上!」3』より引用
  • 彼女は母を殺すことによつてさだ子と伊達に嫌疑をかけることを考えた。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • 官では真鍋のことから、土地に居残った幕士等の上に嫌疑けんぎをかけてきた。 中山義秀『碑・テニヤンの末日』より引用
  • したがって、嫌疑を受けやしないかなどと心配もしなかったわけですね? ドストエフスキー/北垣信行訳『カラマーゾフの兄弟(2)』より引用
  • という上からの命令で、逮捕に向った連中には嫌疑の内容が分らなかった。 松本清張『かげろう絵図(下)』より引用
  • 犯人が証拠でも残して去ってくれない限り、嫌疑のかかるのは当然だった。 大倉燁子『深夜の客』より引用
  • 卒直に私の心持をいえばこの男こそ最も有力な嫌疑者であらねばならぬ。 松本泰『日蔭の街』より引用
  • 伏せたままにしておけば自分たちに嫌疑がかかるじゃあありませんか。 ホーガン『巨人たちの星』より引用
  • その家の主人が或る殺人事件の嫌疑者だったために飛んだ騒ぎになったのです。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • 恐ろしい嫌疑けんぎが君にかかっているということは知っているだろうね。 横溝正史『双仮面』より引用
  • しかしそのことについて彼女はいままで江戸方面に嫌疑けんぎをかけていたのである。 山田風太郎『自来也忍法帖』より引用
  • 京都に対して何かすると、幕府から嫌疑を受けるという恐れもあった。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • 強盗犯人の嫌疑候補者の仲間入りをしたのは前後にこの一度限りであった。 寺田寅彦『海水浴』より引用
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