嫌悪

全て 名詞
7,458 の用例 (0.02 秒)
  • どこかに教師の口もあったが、彼はこの職業には嫌悪感をいだいていた。 ドストエフスキー/北垣信行訳『貧しき人びと』より引用
  • それは嫌悪けんおを感じさせると同時に好奇心を感じさせるのも事実だった。 芥川竜之介『寒さ』より引用
  • あの時分の自分のことを思うと、自己嫌悪以外のなにものでもないのよ。 横溝正史『金田一耕助ファイル20 病院坂の首縊りの家 下』より引用
  • 窓の下には嫌悪すべき人群が吠えている、私を待っている、笑っている。 ユゴー・ヴィクトル『死刑囚最後の日』より引用
  • 云ってしまってから、当然のごとく私はひどい自己嫌悪にさいなまれた。 綾辻行人『人形館の殺人』より引用
  • 実を言うと、静かなのはそういう自己嫌悪けんおるところもかなり大きい。 今野緒雪『マリア様がみてる 27 あなたを探しに』より引用
  • その絵にたいする私の嫌悪はこのわげを見てから急に強くなりました。 梶井基次郎『梶井基次郎全一巻』より引用
  • 父とむかい合っているだけで、生理的な嫌悪感がこみ上げてくるのである。 森村誠一『致死家庭』より引用
  • 自己嫌悪の浅い池の底に、深い穴があいていることをさとったのである。 田中芳樹『銀河英雄伝説 05 風雲篇』より引用
  • 怒りと嫌悪の叫びは静かな樹木や芝生の間を通って公園中にこだました。 ディック/仁賀克雄訳『ウォー・ヴェテラン』より引用
  • ミリアムは自分を彼に委ねたが、この犠牲に彼女は一種の嫌悪を感じた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • 彼らのほうでも同様に私に報い、その嫌悪感をかくそうともしなかった。 ドストエフスキー/中村融訳『地下生活者の手記』より引用
  • 首のちぎれた子供の影など、今の私には嫌悪感をもよおさせるばかりだ。 皆川博子『聖女の島』より引用
  • 僕でさえ、そう感じたくらいだから康臣が抱いた嫌悪感は計り知れない。 篠田節子『カノン』より引用
  • 意識がはッきりするにつれて彼は収拾のつかない自己嫌悪けんおに駆られていた。 本庄陸男『石狩川』より引用
  • そういうことへの嫌悪にあまりにかれていた自分があほらしくなった。 織田作之助『雨』より引用
  • それは自己嫌悪けんおに似たものであり、また一種のおびえに似た気持でもある。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • 興味がなさそうな中にも嫌悪けんおの色をにじませて、リロイは頬杖ほおづえをついた。 安井健太郎『ラグナロク 第01巻 黒き獣』より引用
  • 何故なら、この男が俺を嫌悪していることがはっきりと判っているからだ。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(上)』より引用
  • やはり私の前に坐っていた婦人の服装が、私の嫌悪を誘い出しました。 梶井基次郎『橡の花』より引用
  • 次へ »