姿は忽然と

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  • 寝室から、つづきの間をくまなくさがしたが、彼の姿は忽然こつぜんと消えていた。 小沢淳『ムーン・ファイアー・ストーン4 月光の宝珠』より引用
  • そのあいだの白い路上から、ひょっとことお唐の姿は忽然こつぜんと消えていた。 山田風太郎『銀河忍法帖』より引用
  • 村人がこう云って声をかけた途端、其の女の姿は忽然と消えてしまった。 田中貢太郎『狸と俳人』より引用
  • さっきまでそこに白鷺しらさぎのごとく坐っていた鞠姫さまの姿は忽然こつぜんと消えていた。 山田風太郎『自来也忍法帖』より引用
  • その瞬間に、鷹の姿は忽然こつぜん菩薩ぼさつの姿に変わり、いずこかへ消え去った。 大塚公子『死刑執行人の苦悩』より引用
  • とにかくそれ以来、彼の姿は忽然と志摩からも伊勢からも消えてしまった。 山田風太郎『忍法剣士伝』より引用
  • 音に気づいた人が外を覗いても、姿は忽然と消えているという。
  • 身体は半回転し、必死で立ち直ったおれの眼の前から、奴の姿は忽然と消えていた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター11 エイリアン魔神国 中』より引用
  • だが、ヘルガ・グロスプライトナーの姿は忽然と消えてしまっていた。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『10 空飛ぶスラッシュ』より引用
  • というと、金博士の姿は忽然こつねんとしてその場から消えた。 海野十三『地軸作戦』より引用
  • 女たちが後を追ってみたが、姿は忽然と消えていた。
  • ある者は、その廃屋近くで人影を目にし、あとを追ったがその姿は忽然こつぜんと消えたという。 神永学『心霊探偵八雲 第1巻 赤い瞳は知っている (角川文庫)』より引用
  • バス停の前をバスが走り抜けた瞬間、男の姿は忽然こつぜんと消えていた。 新田一実『妖鬼の呼ぶ声 霊感探偵倶楽部』より引用
  • 女の姿は忽然と消え、同じくふり向いた仲間たちの前方三メートルほどのところに立っていた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09a D-蒼白き堕天使1』より引用
  • そこでふり向いてみると、乗っていたはずの婦人の姿は忽然と消えている、というわけ。 加藤秀俊『一年諸事雑記帳(上) 1月~6月』より引用
  • 確実に迫いつめた包囲の輪の中心から、萩生真介の姿は忽然こつぜんと消え失せていた。 菊地秀行『妖戦地帯1 淫鬼篇』より引用
  • レディ・アンの姿は忽然と消えていたのである。 菊地秀行『吸血鬼ハンター11c D-ダーク・ロード3』より引用
  • しかも、のがれるべからざるその皮鞭の先から、相手の姿は忽然こつぜんと消えていた。 山田風太郎『柳生忍法帖(上)』より引用
  • きっとして前方を見ると、はるか向うを左兵衛が歩いてゆくうしろ姿が見えるだけで、薦僧たちの姿は忽然こつぜんと消えている。 山田風太郎『叛旗兵』より引用
  • あの無気味な男の姿は忽然と消えうせていたのだ。 横溝正史『死仮面』より引用
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