始終

全て 副詞 名詞
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  • 我々の作る映画は要するに始終見てくれる人々に見せるためのものでしかない。 伊丹万作『雑文的雑文』より引用
  • 始終いろんな病気を想像して気をもみ、あちこちの医者にかかっていた。 ロラン・ロマン『ジャン・クリストフ』より引用
  • その後弁護士がお町の家へ出入りして、始終二階で相談事があつた。 小寺菊子『河原の対面』より引用
  • 始終一処に居るとお互ひにアラばかしが見へて、そんな風になるものさ。 牧野信一『妄想患者』より引用
  • だから僕自身から云えば、旅に出て始終歩き続けているようなものだった。 豊島与志雄『故郷』より引用
  • 第四番目の手紙は、どうも俺は、始終お前に手紙を書いているようだ。 林芙美子『清貧の書』より引用
  • 最も大切な所は思想を健全にするということで、私は始終そう思うておる。 新渡戸稲造『人格の養成』より引用
  • 始終一歩ずつ上手うわてを行くような事務長が一種の憎しみをもって眺められた。 有島武郎『或る女』より引用
  • 出来るはずであるのみならず、私達は始終それを勉めているではないか。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 今度の事件でも彼らは始終皇室のため国家のためと思ったであろう。 徳冨蘆花『謀叛論(草稿)』より引用
  • 母上は自分でも分らない不思議な望みと恐れとで始終心をなやましていた。 有島武郎『小さき者へ』より引用
  • それも始終、スウェーデン側の受信地を移動しなければならないのです。 松本清張『赤い氷河期』より引用
  • 女は始終笑顔をしていたが、なんだか皮肉に見えるところがあった。 田中貢太郎『港の妖婦』より引用
  • ところがカレラの方が弱いのさ、昼間は始終しよつちうあの通りなんぢやないの。 牧野信一『お蝶の訪れ』より引用
  • 親切に始終尋ねの手紙を送っていて、何かの時には自身で六条邸へ行きもした。 与謝野晶子『源氏物語』より引用
  • 彼女を見てゐると、始終自分の傍で火が燃えてゐるやうな氣がした。 若杉鳥子『古鏡』より引用
  • ルグナンシェはそれで始終ガスケルさんの後を追い廻していたのですよ。 松本泰『日蔭の街』より引用
  • 千葉先生丈は私の始終の同情者であると云う事を信じるのである。 宮本百合子『日記』より引用
  • 所がいくら南瓜かぼちやだつて、さう始終洒落しやれてばかりゐる訳にやきやしない。 芥川竜之介『南瓜』より引用
  • 自分は彼女と話している間始終しじゅう彼女から翻弄ほんろうされつつあるような心持がした。 夏目漱石『行人』より引用
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