始終一緒

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  • 若い恋人同士のように、始終一緒にいてベタベタできるわけではないのだから。 森瑤子『ジンは心を酔わせるの』より引用
  • 家に始終一緒にいるのは私と妹のお三代だけだった。 豊島与志雄『黒点』より引用
  • 始終一緒になって、何かの鼻歌を歌いながら、デッキの上を散歩していた。 大杉栄『日本脱出記』より引用
  • 始終一緒に暮していると、あっさり先へかえしたり出来るのかもしれないわね。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 立花伯爵とは、あの通り始終一緒に何処へでも行くだらう? 岸田国士『泉』より引用
  • わたしは始終一緒にいましたけれど、山岸さんが毒なぞを入れたような形跡は決してありません。 岡本綺堂『白髪鬼』より引用
  • 私たちは始終一緒でしたから。 横溝正史『呪いの塔』より引用
  • しまひには、ただ同じ家に住み、同じものを食べ、始終一緒にゐられればいいとまで云ひだす。 岸田国士『荒天吉日』より引用
  • 令さまと始終一緒にいる由乃さんにとっては、自分以外の生徒が令さまの時間を拘束こうそくすることが許せないだけで、デート自体には全然価値なんかないだろうけど。 今野緒雪『マリア様がみてる 05 ウァレンティーヌスの贈り物(前編)』より引用
  • 真実ほんとの事をいふと、始終しよつちゆう一緒に居ても厄介なものだが、さうかと言つて、離れても居られないのが女の取柄である。 薄田泣菫『茶話』より引用
  • 雅邦先生は学校の始めからその後も始終一緒だったから、時々事がある度に往来していて、父は雅邦さんを大変尊敬していたけれど、個人的には非常に親しいという程ではなかった。 高村光太郎『回想録』より引用
  • 始終一緒になる常連の間でも、誰がどこに住んでるか、どんな生活をしているか、ばかりでなく、お互の名前さえ、よくは分らず、濛とした酒気と煙草の煙のなかで、ただお互の顔付だけが符牒だ。 豊島与志雄『在学理由』より引用
  • 「恋人同士が始終一緒だと、まわりの僕らがあてられる」 「い・じ・わ・る」ほとんど聞きとれない声で美世子がつぶやく。 森瑤子『彼と彼女』より引用