始める

全て 動詞
26,605 の用例 (0.01 秒)
  • しかし君の家が近くなるにつれて妙に君の心を脅かし始めるものがある。 有島武郎『生まれいずる悩み』より引用
  • ところがそのうちにそろそろ北海道の早い木枯こがらしが吹き始める頃になった。 中谷宇吉郎『南画を描く話』より引用
  • 私の小説は、やっときょうあたりからそろそろあらわれ始める様子です。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 多少の金はあるといっても、慈善事業を始めるほどはあるわけではない。 赤川次郎『自選恐怖小説集 さよならをもう一度』より引用
  • いよいよ休日が終って、今日から本格的に始めるとでもいうのだろうか。 渡辺淳一『シャトウ ルージュ』より引用
  • そう思うより早く、疲れたのなら早く帰って休まなくてはと言い始める。 畠中恵『ねこのばば』より引用
  • 今日は四時頃終ると言って、六時すぎに、之から食事して始めると言ふ。 古川緑波『古川ロッパ昭和日記』より引用
  • 中心は自分自身が移動する代りに周辺に向かって求心力を発揮し始める。 戸坂潤『思想としての文学』より引用
  • 近い所から始めるとすると、隣より近いところはないわけですからな。 バーネット・フランシス・ホジソン・エリザ『小公女』より引用
  • そこでは物質的精神的人間の全体がそれの全体性において輝き始める。 三木清『マルクス主義と唯物論』より引用
  • いったん期待が生じると、心はそれをきっかけに独自の動きをとり始める。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • 三人ともに一言も口をきかず、ゆっくりとひかげ茶屋の方へ進み始める。 東郷隆『(定吉七番シリーズ 1) 定吉七は丁稚の番号』より引用
  • 母を引きあわせようとする間をすりぬけて、机へ向いて本を読み始める。 林芙美子『新版 放浪記』より引用
  • 分相応よりも少し内輪なくらゐに始めるのがいいのだと私は信じてゐる。 高村光太郎『開墾』より引用
  • この研究者たちが土の分析に手を付けた時のように平気で始めることである。 中谷宇吉郎『「霜柱の研究」について』より引用
  • 付近一帯が灰色の影に包まれ、高原はたちまち夕べの気配を帯び始める。 阿刀田高『ぬり絵の旅』より引用
  • 僕は彼女が例によって食事を始めるのをじっと犬のようにうずくまって眺めている。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • 夏の場合は、二日もすれば発酵を始めるが、冬だと、一週間ほどかかる。 小泉英政『みみず物語』より引用
  • しばらくしてどれかが下降し始めると他のものもまた相前後して下降する。 寺田寅彦『破片』より引用
  • 刑部は戦争を始める時の欧州の文明国のように正義をちょっと借りて来た。 菊池寛『三浦右衛門の最後』より引用
  • 次へ »