妙に冴え

24 の用例 (0.00 秒)
  • 身体は疲れているのに、頭だけが みようさ 妙に冴えて、眠りにつけない。 冴木忍『カイルロッドの苦難 2 出会いは嵐の予感』より引用
  • 妙にえてきた頭の中に、十六日の事件発生以来会ってきた多くの人物の顔が浮かび上がる。 綾辻行人『殺人方程式 切断された死体の問題』より引用
  • 身体にかかる負荷は尋常ならざるものだったが、ユウの頭は妙に冴えていた。 皆川ゆか『機動戦士ガンダム外伝 戦慄のブルー』より引用
  • 戸の音が妙に冴えているように感じられた。 矢田津世子『凍雲』より引用
  • 幾夜も眠らぬような深い疲れがありながら、頭は妙に冴えている。 三浦綾子『細川ガラシャ夫人』より引用
  • からだはひどく疲れているのに、頭の芯が妙に冴えている。 中村弦『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』より引用
  • そのくせ眼は妙にえて眼の前に見る天井板の細かい木理もくめまでが動いて走るように眺められた。 有島武郎『或る女』より引用
  • 泣き疲れた顔はれて火照っていたが、頭は妙にえていた。 宇佐美游『調子のいい女』より引用
  • 頭が妙に冴えて来て、何ともいえない気味の悪さが、上下左右の闇の中から自分に迫って来るように思われて仕様がなくなったのであった。 夢野久作『斜坑』より引用
  • 婆やも立ち上がりはしたがその顔は妙にえなかった。 有島武郎『或る女』より引用
  • うす暗い中、みょうえた頭と共にぽっかりと目をひらいたとき、ごく自然に理解した。 雪乃紗衣『彩雲国物語 外伝 2 藍より出でて青』より引用
  • しどけない格好でシートにのびていた私を、中岡は妙に冴えた顔つきで見下している。 森村誠一『科学的管理法殺人事件』より引用
  • 頭が妙に冴えてきて、妄想もうそうに近い想念がとめどなくき出てくる。 小林信彦『夢の砦』より引用
  • 探偵はベッドの上で、転々と寝返りを打ってばかりいて、からだはすこしも休まらず、頭だけが妙に冴えてしまっていた。 クロフツ/田村隆一訳『樽』より引用
  • 麻衣は今回妙にえたカンを発揮はっきしてくれた。 小野不由美『悪霊シリーズ 3 悪霊がいっぱいで眠れない』より引用
  • 意識は妙に冴え冴えとしているのに、からだの奥底で火をつけられたものが、めらめらと燃え拡がっていくのがわかる。 小池真理子『雪ひらく』より引用
  • 猫に呪われているって大秘密を暴露しちまったせいか、宮城は妙に冴え冴えとした顔で実家のことを話しはじめた。 菊地秀行『トレジャー・ハンター05 エイリアン怪猫伝』より引用
  • が、いつもならまだ机に向かっている時間ということもあってか、体にはにぶくしびれるような疲労を感じるのに、頭は妙にえていてなかなか寝付けない。 漲月かりの『魔法使いのタマゴ (The Beans 01)』より引用
  • 廊下の方で微かな羽音だけが妙に冴えてひびき、その音と重なって、表に小さく乾いた跫音が聞えた。 田久保英夫『深い河』より引用
  • が、意識は却って妙に冴え、少しも酔いを発しない。 外村繁『澪標』より引用
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