妖しい

全て 形容詞
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  • それは多分、アガルタというあやしい夢にとりつかれたせいなのであろう。 半村良『楽園伝説』より引用
  • ふしぎなことに、彼女たちの顔を、あやしい笑いが雲のかげのようにすぎる。 山田風太郎『風来忍法帖』より引用
  • あの黒い髪、妖しい炎が燃えているような大きな目、死人のような蒼さ。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(2)』より引用
  • おれが自由になると思ったらしく、めぐみは妖しい花のように笑った。 菊地秀行『トレジャー・ハンター09 エイリアン京洛異妖篇』より引用
  • これで顔にあやしげな微笑ほほえみでも浮かべていれば、男はイチコ ロだろう。 安井健太郎『ラグナロク 第01巻 黒き獣』より引用
  • そのうちに、又々妖しの酒の反応が現れて、こんどは全身がかゆくなる。 海野十三『地獄街道』より引用
  • しかし、微笑するその顔の両眼が妖しの光に満ち満ちているのを房雄は見た。 山下洋輔『ドバラダ門』より引用
  • まさかこんな妖しい奴にあの月読みの丘のお屋敷のことを言うわけにはいかなかった。 高殿円『銃姫 02 The Lead in My Heart』より引用
  • どうせ挨拶代わりとわかってはいるが、マリアの胸は妖しくときめいた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター13 D-邪神砦』より引用
  • 心が揺れているひとがいちばん妖しい魅力を湛えているものである。 鷲田清一『てつがくを着て、まちを歩こう ―ファッション考現学』より引用
  • 古代人にとって、蛇ほど妖しい、神秘に包まれた生物はまれだったはずだ。 丈月城『カンピオーネ! 01 神はまつろわず』より引用
  • 暗くなり、背後で生き残りの樹木がザワザワとあやしげな音をたてていた。 半村良『夢の底から来た男』より引用
  • 目に妖しい光が宿り始め、寝ても覚めてもその男のことしか考えなくなる。 小池真理子『天の刻(とき)』より引用
  • あたかもある新しい世界の妖しい光を感じているかのごとく震えた。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • そのころ太平洋には、眼に見えないあやしい力がうごいているのが感じられた。 海野十三『幽霊船の秘密』より引用
  • 何かあやしいものをふくんだ眼は、何を語りかけようとしているのであろう。 池波正太郎『秘密』より引用
  • けれども、しんから力が抜けてしまうようなあやしい感覚が秋生を叫ばせた。 山藍紫姫子『堕天使の島』より引用
  • あたしは待っておりましたなどと甘える、妖しい声ももうしなくなるだろう。 豊島与志雄『夢の図』より引用
  • だとしたらこのあやしい美しさに惑わされるのは、男でも同じなのか。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第03巻 プロポーズはお手やわらかに』より引用
  • いや、顔はすでに屍の色に染まり、胸に咲く血の花は妖しく濡れている。 菊地秀行『吸血鬼ハンター07b D-北海魔行 下』より引用
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