妖しい雰囲気

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  • だがむろん横にいるわけはなく、ただなにか妖しい雰囲気だけが残っている。 渡辺淳一『ひとひらの雪(下)』より引用
  • あやしい雰囲気の微妙な声が、ルクレチアの唇から意味ありげに漏れてくる。 丈月城『カンピオーネ! 03 はじまりの物語』より引用
  • 前方に見える森の気配もただならず、陰気であやしい雰囲気が漂いだしている。 半村良『亜空間要塞』より引用
  • あのあやしい雰囲気ふんいきうそのように消えて、老人に気おされていたのが夢の中の出来事のようだった。 半村良『邪神世界』より引用
  • 前作の妖しい雰囲気と違い今作では明るさの中に激しさなどが含まれた曲調になっている。
  • あのとき気づいて以来ずっと忘れないんだが、あの惑星には、何かしら、はっきりと妖しい雰囲気が漂っていたな。 E・E・スミス/川口正吉訳『ヴァレロンのスカイラーク』より引用
  • それは時としてあやしい雰囲気を壊すことになるのだが、今夜はえてそんな会話をつづけた。 神崎京介『密室事情』より引用
  • 中欧の吸血鬼のような危うさと高貴さが入り交じった独特のあやしい雰囲気があった。 有沢まみず『いぬかみっ!05』より引用
  • 興奮をおさめないと、せっかく漂ってきた妖しい雰囲気が台無しになってしまう気がしたからだ。 神崎京介『密室事情』より引用
  • ベッドを下りてこちらへ向かってくる肢体は、以前より遥かに官能的で妖しい雰囲気を醸し出していた。 菊地秀行『吸血鬼ハンター09d D-蒼白き堕天使4』より引用
  • 明子の場合は、赤い口紅があやしい雰囲気ふんいきをつくり出したが、京子には邪魔になる。 吉行淳之介『砂の上の植物群』より引用
  • 美しく生れたものが、そのまま、その美しさをみせているのではなく、この武家娘は、あやしい雰囲気ふんいきをただよわせるなにかを、心に持っているようである。 柴田錬三郎『岡っ引どぶ 巻一』より引用
  • 伊東は老爺の妖しい雰囲気にようやく馴れて、三波の背中から顔だけだし、如才じよさいなく言った。 半村良『亜空間要塞』より引用
  • どことなく水商売の匂いのする、あやしい雰囲気の女性である。 東川篤哉『謎解きはディナーのあとで2』より引用
  • 閉店時間が近づくと、店内にはあやしい雰囲気が煮つまってくる。 森村誠一『棟居刑事の悪夢の塔』より引用
  • 懐かしい焚火の情景の中に、夜のあやしい雰囲気ふんいきを感じさせる。 大岡信『名句歌ごよみ[冬・新年]』より引用
  • 私たちが展覧会などで時に見ることのできる江戸時代あたりの古い雛が、美しさというだけでなく、一種超自然的なあやしい雰囲気ふんいきをたたえていることがあるのは、ひょっとするとそのような来歴が、人形にまで乗り移っているのかと思われないでもない。 大岡信『名句歌ごよみ[春]』より引用
  • さきにのべた川越喜多院の化粧の間のように、奥向の建物は薄暗く、妖しい雰囲気をただよわせていたであろう。 稲垣史生『考証[大奥]』より引用
  • 南部久夫の女装には、何とも得体の知れないあやしい雰囲気が立ちこめていたような気がする、と美巳は思った。 平岩弓枝『女の四季』より引用
  • しかし、「ミモザの館」という名前は、何とはなしに人をそそるし、窓からちらりと見える店の中には、黒いマヌカンがピンクの下着をつけていたりして、何やら妖しい雰囲気があるのであった。 南里征典『鎌倉誘惑夫人』より引用
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