妖しい輝き

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  • オフィスにいる時の冷たい表情をしていることが多い彼女と、今のやさしげであやしい輝きを放っている彼女とを比べたりしている。 神崎京介『禁忌』より引用
  • 良はきれいで、またとなく冷艶に、周囲を妖しい輝きで呪縛していた。 栗本薫『真夜中の天使6』より引用
  • 先ほどの妖しい輝きではなく、いまは、あおいほどの光が月弥の双眸に宿っている。 山藍紫姫子『色闇』より引用
  • ひとみを覆っている潤みは厚みを増し、あやしい輝きとともにさざ波も立っている。 神崎京介『禁忌』より引用
  • 胸の内にりきみ返ってはいるのだが、お歌の双眸そうぼうあやしい輝きには、いささかも怒りの色がふくまれていない。 池波正太郎『雲ながれゆく』より引用
  • 幹の間を流れる濃密な霧の帯が残照を反射して、きらきらと美しくも妖しい輝きを発している。 九里史生『SAO Web 01』より引用
  • スタジオでライトを当てられ、カメラのシャッターの連続音につつまれ始めると、彼女の目は妖しく輝き出し、男を弄ぶ危険な女へと変身する。 永沢光雄『AV女優(上)』より引用
  • 赤や青のあやしい輝きを放つ光球が、目の前でぐるぐると回転しはじめ、波にもてあそばれる乳飲み子の幻影を消し去った。 荒俣宏『帝都物語1』より引用
  • ブリュンフラウはその妖しい輝きに安堵の笑みを向けた。 伏見健二『サイレンの哀歌が聞こえる』より引用
  • 水晶の天蓋てんがいを通じて見上げる月は、明らかに尋常ではない妖しい輝きを放ち始めていた。 ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』より引用
  • 面白そうに細められた少年の瞳が妖しい輝きを帯びる。 嬉野秋彦『メフィストの魔弾』より引用
  • その盆地の底で、遠くからのネオンサインに照らされ、妖しい輝きを増した美少年の瞳が、ひさぎを見つめていた。 嬉野秋彦『メフィストの魔弾』より引用
  • ふたりの組みあいを見つめるヘルマーの目が、あやしい輝きを帯びる。 千葉暁『アルス・マグナ4 大いなる秘法 邪教の都』より引用
  • ウランガラスの最大の特徴として、真っ暗闇の中で紫外線ランプで照らすと緑色に妖しく輝き蛍光を発するという点が人々を魅了してきた。
  • 羞じらいと、びがい交ぜとなって、あやしい輝きに変わったひとみで中郷を凝視みつめる。 山藍紫姫子『色闇』より引用
  • ワインレッドの口紅が唾液だえきれて、あやしい輝きを放った。 神崎京介『禁忌』より引用
  • その眼は妖しく輝き、言葉は焔々と燃え、はては作り声をかいなでて、公は己が情婦の名をひとりひとり並べ立て、そのさまざまな床入りの形儀を囁いては有卦に入り、ついにはイザボオ王妃のやさしい抱擁のさまや、その媚態や嬌艶や調儀までをも、洗いざらい口にしたのであった。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第二輯)』より引用