妖しい微笑

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  • さっきのあやしい微笑は消え、さすがに悲愁の色がおもてを覆っていた。 山田風太郎『警視庁草紙(下)』より引用
  • こんどは春梅が、応伯爵にとってなぞのような妖しい微笑をうかべた。 山田風太郎『妖異金瓶梅』より引用
  • 注視しているうちに、蘭子は碁石を数え終り、中原をみて妖しく微笑した。 梶山季之『現代悪女伝・欲望の罠』より引用
  • さらにその日のために、味方にして恋敵こいがたきでもある朋輩がふたりこの地上から姿を消したことが、彼女たちに妖しい微笑を浮かばせているのかもしれない。 山田風太郎『風来忍法帖』より引用
  • 七郎太は蒼白な顔に妖しい微笑を浮かべていった。 山田風太郎『忍法剣士伝』より引用
  • 隅田がすぐに例の媚薬を飲ませようとしたところ、比沙子はあやしい微笑でそれを押しとどめた。 半村良『石の血脈』より引用
  • すると女はあやしく微笑した。 半村良『セルーナの女神』より引用
  • ぼくのもとにひざまずいて妖しい微笑をもらした。 神林長平『七胴落とし』より引用
  • 犬坂毛野は、妖しい微笑をうかべた。 山田風太郎『忍法帖4 忍法八犬伝』より引用
  • それを知っての上であろうか、タハミーネはあやしい微笑をうかべ、はぐらかすばかりで、いっこうに王の要求に応えようとしなかった。 田中芳樹『アルスラーン戦記03』より引用
  • しかし、この早春たしかに死んだ潘金蓮が、そこににっと妖しい微笑をきざんで立っている。 山田風太郎『妖異金瓶梅』より引用
  • 名前は知らないが、肌の白い外人のストリッパーが、妖しい微笑を暗い客席に投げながら、くねくねと体をくねらせている。 梶山季之『朝は死んでいた』より引用
  • 端麗な女性の顔が妖しい微笑をたたえ、顔の両側と腹部から脚の正面に、坐りこんだ牛とライオンの小さな浮彫像が何十と隙間なく並び、胸にはざっと数えて実に二十箇余の乳房が突き出ていた。 日野啓三『聖岩 Holy Rock』より引用
  • と妖しく微笑した。 梶山季之『現代悪女伝・欲望の罠』より引用
  • 女はあやしい微笑を泛べて佐々木をみつめた。 半村良『黄金伝説』より引用
  • 妖しい微笑のまま、文子が訊いた。 花村萬月『イグナシオ』より引用
  • 頚根と双の胸の隆起と、臀部と、そして秘処へ、六人の男の首を吸いつけさせ乍ら、のこる一人の醜い老爺に、あしのうらをねぶらせて、於兎は、勝ち誇ったような、妖しい微笑を、美しい貌に刷いている。 柴田錬三郎『(柴錬立川文庫4) 忍者からす』より引用
  • 裕子があやしい微笑をたたえた。 神崎京介『禁忌』より引用