妖しい世界

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  • 大豊家の人間達だけが知り、代々伝え継いできた歓楽のあやしい世界が。 赤江瀑『正倉院の矢』より引用
  • そしてまた、この私にもそそのかしの子守歌ララバイを歌って聞かせ、妖しい世界への手招きをしている。 村松友視『上海ララバイ』より引用
  • 無仙と最初に出会ったとき、炎の中からのぞいた妖しい世界へ入りかけるのをとめたのは、ちょうどあの道を通りがかった美津子ではなかったか。 半村良『邪神世界』より引用
  • 晃二の精霊が作り出したとしか思えない、あやしい世界だった。 泡坂妻夫『湖底のまつり』より引用
  • 壁の向う側の妖しい世界に大いに興味があったが、とにかくヴァレリアたちワイナン人との約束を守るため、四人は逆戻りのかたちで高原へ登りはじめた。 半村良『亜空間要塞』より引用
  • 一夫一婦制度の中で、うじうじ生きるのと、モルヒネのあやしい世界の中で、めくるめく生を楽しむ方法と、どっちが上かわからへんと、まあ、あるいはごま化しかも知れぬが、納得させるにちがいない。 野坂昭如『てろてろ』より引用
  • だが、それを世にもあるまじき呪縛された空間に変え、生命を与え、魔法をかけて、あくまでも美しい妖しい世界にするのは、今西良というたぐいまれなスターの魔力である。 栗本薫『翼あるもの1』より引用
  • ありったけの飾りをつけ、銀色の網目のコスチュームをスパンコールつきのサッシュで結び、かすみのような紗の布をからだのまわりに漂わせて、赤いライト、青いライトの中を踊り狂うジョニー、魔教の女王、まっくらな野外ステージに世にも妖しい世界がひろがる。 栗本薫『翼あるもの1』より引用