如何程

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  • 如何程視度を調節しても無駄だつた、それでも彼は熱心にそんなものを弄んだ。 牧野信一『鏡地獄』より引用
  • 彼は、Fがゐる滝の部屋へは如何程決心しても客になつて訪れることが出来なかつた。 牧野信一『籔のほとり』より引用
  • もうかうなつたら、如何程いかほどスマートをかへせとつても初稚姫はつわかひめかへすまい。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 50 20080623』より引用
  • 私は如何程の感じを持ってこの一句を書く事であろう。 宮本百合子『日記』より引用
  • 人と人との仲に入る者の話し振りなどと云うものが、如何程、相互の関係を簡単にし、複雑にするか。 宮本百合子『二つの家を繋ぐ回想』より引用
  • 多分死にはしないだらうといふ意識の上に思考してゐる我々が、その思考の中で如何程完璧に死の恐怖を否定することが出来ても、それは実際のものではない。 坂口安吾『真珠』より引用
  • 建国途上の日本で、食っちゃ寝が許される人間が如何程いるだろうかと竜太は思った。 阿久悠『続・瀬戸内少年野球団紅顔期』より引用
  • 会員からの寄付金などは如何程でも集め得るらしい。 豊島与志雄『北支点描』より引用
  • 頭の中には、如何程焦つても、ただ真白な雲のやうな煙りが漂ふばかりである。 牧野信一『闘戦勝仏』より引用
  • しかし如何程この意見を固守される方でも、御自分の鼻が御自分の向って行かれる方向を示している事だけは相違なく御認め下さるであろうと信ぜられます。 夢野久作『鼻の表現』より引用
  • だからもう、Hが如何程望まうとも、余は当分それは行ふまいと思つたのだ。 牧野信一『余の倅に就いて』より引用
  • 彼等は一つ一つに新たな発見をすることが如何程、自分等皆の生活に重大な意義を持っているか、複雑な近代人の持ち得る以上の直覚で覚ったことでしょう。 宮本百合子『われを省みる』より引用
  • 若し吾人にしてこの事実を認め得たならば仮令それが如何程崇高なるものにせよ一定不変の理想と云ふが如きものを要求することはないであらう。 ケイ・エレン『恋愛と道徳』より引用
  • 如何程の必然がそのように、一見非常識に見えることの裡にあるか。 宮本百合子『日記』より引用
  • 勿論、そのためには、現在の諸状態が如何程不合理なものであるかも解っている積りです。 宮本百合子『大橋房子様へ』より引用
  • 幸にして如何程厳格なる清教徒と雖も母たることの内的欲求を殺す程強くはない。 ゴールドマン・エマ『婦人解放の悲劇』より引用
  • そこで自分らも一度は境涯を経て来たものであって、また少年時代の学問に志を立てながら、学資の不足なために学問が出来ないと云うことは、その本人に取っては如何程の苦痛であるかは、恐らく今の苦学生諸君よりもなおより多くその苦しみを知っている。 相馬愛蔵『私の小売商道』より引用
  • 自分が、男にのろいことの如何程だかを、深く知った。 宮本百合子『日記』より引用
  • この宗族の結合力によつて支那國内の治安が、如何程維持されて居るかは設想に難くない。 桑原隲蔵『支那の孝道殊に法律上より観たる支那の孝道』より引用
  • この記事を如何程信用すべきかはしばらく措き、明清時代の記録にも、之と類似の事實が往々發見される。 桑原隲蔵『支那人間に於ける食人肉の風習』より引用
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