如何せん

全て 副詞
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  • あと十日、余裕があれば何とでもするものを、如何せん時間がなかった。 茶屋二郎『遠く永い夢(下)-関ヶ原 戦勢逆転の真実-』より引用
  • 周囲には十数人ばかりの兵士がいるが、如何いかんせん水の少ない乾いた荒野だ。 喬林知『今日からマ王 第08巻 「天にマのつく雪が舞う!」』より引用
  • 人は自分に種々の仕事を教ふれども、我感情の承知せざるを如何せん。 正岡子規『読書弁』より引用
  • しかし自分の、巨大な機械に対する恐怖と小さな人間に対する同情を如何せん。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • だが、如何せん、彼等は国家の権力を擁して、我に臨みつつあることを。 桐生悠々『煎じ詰めれば』より引用
  • しかし残念ながら、如何せんこの刀の性能に、おれの方がついていけねえ。 西尾維新『刀語 01 第一話 絶刀・鉋』より引用
  • しかしやっとやっと解き放たれたこの心を注ぎ出さずして如何いかがせん。 神谷美恵子『神谷美恵子日記』より引用
  • 海軍も右責任を感じあるがごときも、現実に油なきを如何せん。 豊田穣『海軍軍令部』より引用
  • しかし如何いかんせんすでに酩酊めいてい、しきりに隣りの美人が気にかかるようであった。 矢口純『酒を愛する男の酒』より引用
  • 寝起きはいい方なのだが、しかしそれでも如何せん、頭がふらふらしていた。 西尾維新『クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識』より引用
  • この身にはかなりフィットしているのだが、如何いかんせん長すぎる。 今野緒雪『マリア様がみてる 31 マーガレットにリボン』より引用
  • そんなことは自分でも承知しているが、如何せん最も効いてほしい相手は大概気にしない。 同人『十二国記』より引用
  • 吾人諸君と不幸にしてこの悪制度のもとに生るを如何いかんせん。 松本清張『小説東京帝国大学(上)』より引用
  • 蜀の辺隅にいるため、如何せん、君の社会観も人物観も、ちと狭い。 吉川英治『三国志』より引用
  • 如何せんすべて失われた指は彼の生命力を奪った。 山田風太郎『忍法帖7 魔界転生 下』より引用
  • 赤といえども則ち邦に非ずや、宗廟と会同とは諸侯にあらずして如何せん。 和辻哲郎『孔子』より引用
  • もちろん、運動部を代表するようなすごい選手もいるのだけれど、如何いかんせん人数が少ない。 今野緒雪『マリア様がみてる 15 レディ、GO!』より引用
  • しかし如何いかんせんこちらには、彼しか喧嘩けんか上等がいないのだ。 喬林知『今日からマ王 第07巻 いつかマのつく夕暮れに!』より引用
  • 池袋にゆき、駅前の公衆電話にて勇太郎君を呼び出し、如何せんと相談す。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • このときは妻のお竜が、風呂場からまっぱだかで急を告げて助かったのだが、近江屋のときはそばにお竜がいなかったのを如何いかんせん。 山田風太郎『警視庁草紙(上)』より引用
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如何せん の使われ方