好機

全て 名詞
1,702 の用例 (0.01 秒)
  • この際この家を処分するのは、ここの人たちにとって又とない好機です。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • あの分割劇ぶんかつげきはね、私ら商人あきんどにとっては危機きき好機こうきの両方だったんですわ。 賀東招二『フルメタル・パニック!05 終わるデイ・バイ・デイ(下)』より引用
  • この縁を取り逃したらもう二度とはない好機らしく思われたのであった。 宮本百合子『日は輝けり』より引用
  • この偶然の好機を逃がしてなるものかと、両手を挙げたい気持であった。 井伏鱒二『黒い雨』より引用
  • 俺たちの商売にとっちゃ、二十年、三十年に一度っていう好機なんだよ。 村上春樹『国境の南、太陽の西』より引用
  • これまでそうだったように、運と実力が好機をもたらしたに違いない。 五百香ノエル『天秤座号殺人事件』より引用
  • 一番でいながら、打点が多いのは、好機に強いということに他ならない。 西村京太郎『消えたエース』より引用
  • 国王ジェドのところに同行して、脱出の好機を待ったほうが賢明というものだ。 バローズ『火星シリーズ09 火星の合成人間』より引用
  • そのような状況下で、シチリアの分離独立の動きは絶好の好機であった。
  • そういう噂が流れているとすれば、彼等が好機が回ってきたと思う筈だった。 藤沢周平『喜多川歌麿女絵草紙』より引用
  • 彼はこの好機を利用して、パリでしなければならぬ仕事の段取りを考えた。 クロフツ/田村隆一訳『樽』より引用
  • むしろ、田中の方針を実行に移す好機として、この機会を利用するのだ。 大江志乃夫『凩の時』より引用
  • これを好機とみたのか、4月6日、信長は秋を待たずに京都を出発した。
  • しかし義村は権力拡大の好機ととらえ、自ら兵を率い三石城に迫った。
  • 相手が女ばかりだと油断してる時が、 最初で最後の好機だったのに。 暁works『るいは智を呼ぶ① 皆元るい』より引用
  • 老人は打ち解けた友達に話すやうに好機嫌な微笑を泛べて、腰を落した。 坂口安吾『麓』より引用
  • 彼女は他人にとっての危機を自分にとっての好機に変える術を心得ていた。 村上春樹『1Q84 BOOK3』より引用
  • たとえ罠だとわかっていても、好機をとらえて動かぬわけにはいきません。 井上祐美子『五王戦国志6 風旗篇』より引用
  • ある種の偶然の選択、死や好機を前にしたみたいに、ぼくは怖かった。 デュラス/三輪秀彦訳『ジブラルタルの水夫』より引用
  • 文枝をはじめて目にしてから三日後の夜、願ってもない好機が訪れた。 熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』より引用
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