好もしい

全て 形容詞
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  • 若いが好もしい客であるという印象を与えることが大切だったからである。 半村良『回転扉』より引用
  • これは僕が、自分らしくなってゆく過程で、好もしいことにちがいない。 吉田満『戦中派の死生観』より引用
  • イギリスの古い館の好もしいさびのようなものはそれにはまるでなかった。 クイーン/真野明裕訳『七匹の黒猫』より引用
  • どんなに好もしいタイプであっても、女は二人の男と同時に結婚できない。 森村誠一『密閉山脈』より引用
  • どちらかといえば、染みが私の空想を邪魔したのは好もしいことだった。 ウルフ/西崎憲編訳『ヴァージニア・ウルフ短篇集』より引用
  • この好もしい姿を永久におれのものにしてしまうのは今だと思った。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • 芸術におけるパトロネージの好もしい形を見るの思いがするのである。 和田利夫『昭和文芸院瑣末記』より引用
  • しかし、景虎かげとらには男としてそれはこのもしくないことのような気がする。 海音寺潮五郎『天と地と(三)』より引用
  • 彼は、その空を切って飛ぶ時の気持が、例えようもなく、好もしいのだ。 蘭郁二郎『夢鬼』より引用
  • 今宵こよひは彼女といふ人の前に一個の好もしい下宿人であらねばならなかつたから。 宮地嘉六『煤煙の匂ひ』より引用
  • にこにこしながらその整理に当っている黄生氏の姿が好もしく眼に入ってくる。 井上靖『私の西域紀行(上)』より引用
  • まるで生娘のような表情をすると、慶左衛門はすっかり好もしくなりました。 林真理子『本朝金瓶梅』より引用
  • 二人の娘の並んだ姿は、好もしい一幅の絵のようであった。 国枝史郎『娘煙術師』より引用
  • いくら本来は好もしいタイプでも、目につかなければ見つけ出しようがない。 久美沙織『小説 エマ 1』より引用
  • 好もしい人柄に見えるのに、なぜか人と距離を置くようなところを感じさせる。 茅田砂胡『デルフィニア戦記 第08巻 「風塵の群雄」』より引用
  • 山本は梅龍の印象に残ったが、それは必ずしも好もしい印象ではなかったらしい。 阿川弘之『山本五十六』より引用
  • それにつけても、紫の上こそ何という好もしい女性であろう。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 「春」という字は音がほがらかで字画が好もしいため、本の名にしたわけです。 竹久夢二『はしがき』より引用
  • 大臣は娘のためにもうれしく、また、いよいよ夕霧が好もしくなっていた。 田辺聖子『新源氏物語』より引用
  • 上達を望み、そのために努力を借しまない少年の姿勢を好もしいと思った。 茅田砂胡『大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝』より引用
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好もしい の使われ方