好い塩梅

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  • その翌日も馬で送るというような都合で、大変好い塩梅あんばいに行ったです。 河口慧海『チベット旅行記(下)』より引用
  • 会場の方が騒がしいので、好い塩梅に二人の立話は誰にも注意されずにいるらしい。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • しかしまあ、好い塩梅に彼奴等の目を逃れる事が出来た以上、僕等はもう絶対に安全だ。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 好い塩梅あんばいに途中から雲切れがして来まして、こまかい雨の降つてゐる空の上から薄い日のひかりが時々にれて来ました。 岡本綺堂『停車場の少女』より引用
  • 余りインドへ行くということを主張しますと自分が帰る時分に困難するだろうというところにふいと気がついたから、まあ好い塩梅あんばいにその話は済ませました。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • すると、暫く立って、好い塩梅に二人の手は再び椅子の背中の方へ、次第次第に伸びて行った。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 塩梅あんばいだと、私は椽側に佇立たたずんで、庭を眺めているふりで、歌に耳をかたぶけていた。 二葉亭四迷『平凡』より引用
  • しかしまあ、好い塩梅にあいつらの目を逃れる事が出来た以上、僕らはもう絶対に安全だ。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • これは好い塩梅あんばいだと思って立とうとするけれども、余ほどひどく腰を打ったとみえてドウしても立つことができない。 河口慧海『チベット旅行記(上)』より引用
  • 「好い塩梅あんばいだ」と宗助が御米の顔を見ながら云った。 夏目漱石『門』より引用
  • ちょうど時計が五時を打ったが、好い塩梅に彼は気が付かないらしく、全然話に没頭している様子であった。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • ちょうど時計が五時を打ったが、好い塩梅に彼は気が付かないらしく、全然話に没頭して居る様子であった。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • しかし好い塩梅に大事に至らなかったものの、あの為めに奥さんの床上げが二三日延びたことは事実ですな。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • だがその人の尋ねるくらいのことは、私にはすでに解っているものですから、好い塩梅あんばいにその疑いの解けるように説明しておきました。 河口慧海『チベット旅行記(上)』より引用
  • あまりインドへ行くということを主張しますと、自分が帰る時分に困難するだろうというところに不意と気がついたから、マア好い塩梅あんばいにその話はすませました。 河口慧海『チベット旅行記(下)』より引用
  • すると、暫く立って、好い塩梅に二人の手は再び椅子の背中の方へ、次第々々に伸びて行った。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • でも好い塩梅にお前さんのお母さんのマトリョーナが抱き取つて呉れたので助かつたけれど。 平井肇『ディカーニカ近郷夜話 後篇』より引用
  • 好い塩梅に、真北か真東へ倒れてくれゝば仕合わせであるが、もし少しでも、南か西へ傾くとすれば、庭と六畳との内、いずれか一つの上へ落ち懸って来る危険がある。 谷崎潤一郎/種村季弘編『美食倶楽部 谷崎潤一郎大正作品集』より引用
  • 意地の悪い兄は塩梅あんばいに、丸佐へ出かけた留守でございます。 芥川竜之介『雛』より引用
  • そこへ好い塩梅に茶屋の若い衆が来てくれました。 岡本綺堂『三浦老人昔話』より引用
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