好い人

108 の用例 (0.00 秒)
  • その人間がなぜ安さんのような好い人を殺したのかなおさら分らなかった。 夏目漱石『坑夫』より引用
  • 内のお父さんは実に好い人だと云って、二人が感心しているんですよ。 岡本綺堂『青蛙神』より引用
  • さういふ中でも、寢姿の好い人こそ、女の中の女と考へられなくもない。 島崎藤村『桃の雫』より引用
  • それで咲子をどこか好い人に籍ごとおいて行きたいといふのであつた。 徳田秋声『チビの魂』より引用
  • あなたのおせつとほり、わたしちちはあまりこころひとだとはぞんじませぬ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 67 20080623』より引用
  • それに、私は、ユダヤ人の中にだって、好い人はいると思っています。 セイヤーズ/小山内徹訳『ピーター卿乗り出す』より引用
  • 私は斉藤緑雨君のような頭の好い人がそういう点で苦しみぬいたことを知っている。 島崎藤村『千曲川のスケッチ』より引用
  • この時は本当に心掛けの好い人だと思ったことでありました。 高村光雲『幕末維新懐古談』より引用
  • おめえさんの、いや、先生の身内とか、い人とか、なんかなのかえ? 光瀬龍『征東都督府』より引用
  • 城太郎は顔つきを直して、やはりお師匠様は好い人だと思った。 吉川英治『宮本武蔵』より引用
  • 好い人なんだが、と私は次兄のおちつかない眼つきを見て思った。 鷹野つぎ『草藪』より引用
  • それで今、僕は好い人に会いたいと思っている次第です。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • 色は黒かったが人品の好い人で、御家内ごかないも武家の出だから品のあるひとだった。 長谷川時雨『旧聞日本橋』より引用
  • くやしいからあたい一番になる代りに、一番の春ちゃんを好い人にしたのよ。 織田作之助『妖婦』より引用
  • 「おようさん」と云うのは叔父の妹で真に好い人であったが若くて死んだ人である。 宮本百合子『追憶』より引用
  • 十二時頃に伴立つれだつて帰つたが、予は早速野口君をい人だと思つて了つた。 石川啄木『悲しき思出』より引用
  • この人はただの好い人じゃあないと思った。 浅田次郎『壬生義士伝 上』より引用
  • Sさんは良人をつとと同じ京都の人で、評判の柔順おとなしい人交際ひとづきあひい人なんです。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • 学習院という学校は社会的地位の好い人が這入る学校のように世間から見傚みなされております。 夏目漱石『私の個人主義』より引用
  • それに坂本さんもあんなに好い人だし、僕鎌倉へ来て好かったかな。 岡本かの子『鶴は病みき』より引用
  • 次へ »

好い人 の使われ方